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2020.05.12 コラム

簡単リフォームで暑さや紫外線・汗汚れ対策を!

夏の住まいの悩みで最も多いのは、やはり暑さですよね。日中の猛暑はもちろん、窓から紫外線も入り込むことからいつのまにか日焼けすることもあります。日によっては夜も暑さが続き、寝苦しい日も…。何とか対策したいところです。また、暑さに伴って吹き出す汗によって、床や壁が汚れてしまうことも気になる方が多いのではないでしょうか?さらに夏といえば害虫の発生というお悩みもあります。そこで今回は、このような夏の住まいのお悩みに対して、リフォームでできる「夏の住まいのお悩み対策」の方法をご紹介します。

 
1.「暑さ」の原因と対策!
住まいが暑くなってしまう原因は、「空気の通りが悪いこと」。また冷房をかけてもすぐに部屋が暑くなってしまう原因は、「窓などから冷えた空気が逃げてしまうこと」です。このような暑さの原因の対策のポイントは2つ。1つ目は「風通しの良い空間を整える」こと、2つ目は「日陰を作る」ことです。2つのポイントの対策方法についてご紹介致します。
・風通しの良い環境を整える
夏の湿気や暑さが部屋にこもってしまう時は、風通しの良い環境を整えることがポイント!窓を開ける、玄関を開けるなど、風の通り道を作ることで、家の中にこもった空気を外に逃がせます。ちょっとしたリフォームでできる、風通しの良い環境の整え方をご紹介します。
【玄関網戸の設置】
玄関の扉に「網戸を追加する」というリフォームになります。玄関扉の形状に合わせ、いくつかの形があります。玄関を開け放っておけば風は通るようになりますが、同様に虫も入りやすくなってしまいますので、網戸を設置することで虫を通しにくくし、風通しをよくできます。
【採風機能のある扉の設置】
網戸があるとはいえ、玄関を開けっ放しにするのは抵抗がある、という方にオススメなのが、採風構造となっている扉へのリフォームです。扉のカギを閉めたままでも風が通る構造となっているため、網戸よりも防犯性は上がります。
・日陰を作る
夏の暑さを避けるための方法として、日陰を作ることが挙げられます。暑い時期、日向と日陰の表面温度差は20℃近くになることもある、といわれています。そのため、日陰を作ることは効率の良い暑さ対策といえます。
【日よけ(シェード)】
日差しを窓の外でシャットアウトするタイプのシェードを取り付ける対策です。窓枠にフックで固定するタイプ、バルコニーの手すりに固定するタイプと様々あります。日よけとしてはもちろん、目隠しとしても役に立ちます。室内に日差しを入れないことで、室内の温度上昇を軽減できます。日よけ(シェード)を取り付ければ、日陰を作り、屋内の温度上昇を抑えられます。また暑さ対策に加えて、室内の温度上昇しにくいことから、冷房の出力を抑えられます。エコにも電気代の節約にもなります。
【日よけ(オーニング)】
オシャレなカフェ等でよくみられる、オーニングタイプの日よけです。手動で開閉するものや、電動で開閉するものもあります。また屋根のような形状のもの、前に垂れるスクリーン内臓タイプもあります。見た目のオシャレさに加え、日よけとしての実用性の高さもあります。
 
2.「紫外線」の原因と対策!
住まいの「紫外線」対策について2種類の方法をご紹介します。「窓で紫外線対策をする」「屋根で紫外線対策をする」です。
・窓で紫外線対策をする
内窓を取り付けることで、今ある窓との間に空気層が生まれます。これが壁の役割となり、断熱効果や防音効果が期待できます。また複層ガラスを用いれば紫外線をより抑えることができる*ため、非常にオススメのリフォームです。※Low-E複層ガラスの場合の効果です。
・屋根で紫外線対策
紫外線対策は、「ベランダに屋根を取り付ける」という方法もおすすめです。屋根には、紫外線を抑える素材を使用すれば、日の明るさを取り入れつつ熱線を抑えることができます。また物干し竿をオプションで取り付けられるため、服の日焼けも防ぎつつ、洗濯物を外に干せるという嬉しい効果も!
 
3.「住宅の汗汚れ」の原因と対策!
夏場になると大量に汗をかきますよね。その汗がフローリングに落ちると、ベタつきの原因になってしまいます。夏は1年間の中で特にフローリングが汚れる時期です。汚れの原因は様々ですが、夏場は特に汗・皮脂と一緒に落ちた汗がフローリングに染み込み、ベタつきが発生します。また汗が原因でワックスが剥がれる、というのもベタつきの原因の一つです。元気いっぱいな子どもがいるお宅では掃除が追いつかない、なんてこともありますよね。
・汚れに強い、汚れを拭き取りやすいフローリングに変更する
最も良い対策としては、汚れに強い・汚れを拭き取りやすいフローリングを導入すること。ですが、張り替えとなるとかなり大掛かりな工事になってしまいますよね。そこでオススメなのが、現在のフローリングの上から重ね貼りを行える、「ビニル床タイル」という素材です。傷んだ床、取れない汚れを綺麗に隠せる他、通常の床材よりも耐久性に優れ、汚れに強いものが多くあります。
 
4.「害虫」の原因と対策!
冬と違って、夏は虫の活動が盛んです。セミやカブトムシといった夏の風物詩、畑では蝶々やハチもみられます。そういった様々な虫が活発になりますが、中でも注意したいのが、蚊やハエ、ゴキブリといった害虫たち。病原菌を持って人に近づくことがあるため、家に入れないよう、対策を施したいところです。害虫の対策で気をつけたいポイントは、換気の方法とキッチンです。具体的には、害虫の侵入経路や居座るポイントを徹底的に見直すという対策になります。
・換気方法を注意する
1つ目の対策は、換気方法に注意する、ということです。締め切っていては熱中症になるため、風を通すためにも開けられる箇所は開けたいところです。玄関は窓と比べると、やはり大きな風の通り道になります。かといって開けっ放しにするわけにはいけませんよね。そこで導入したいのが、玄関網戸です。勝手口とセットで取り付け、網戸での開放状態にしておけば、涼しい風を通しつつも、虫の侵入を軽減することができます。
・調理後の掃除を徹底する
虫が屋内に潜む大きな理由は、やはり食料や水です。そのため、キッチンの掃除が特に重要になります。古いキッチンはコンロが後付けになっていることが多く、そのため虫が潜みやすい空間がたくさんあります。シンクももちろん、そういった空間の掃除が中途半端だと、害虫が居座る原因となります。思い切って、コンロが一体型となったキッチンにリフォームを導入してみるのはいかがでしょうか?