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2020.05.14 コラム

窓にシャッターを取り付けたい!得られるメリットは?

シャッターは窓の防護や防犯対策など、さまざまな目的で取り付けられます。今回は、シャッターを取り付けるメリットや取り付ける際のポイントを解説いたします。シャッターを設置しようと考えている方はぜひ参考にしてみてください。

 
1.シャッターの取り付けとは?雨戸とは違うの?
シャッターとは窓の上部にシャッターボックスを設置し、シャッターを閉めることで雨や風から窓を守る役割を果たすものです。シャッターと同様の役割をするものに雨戸があります。シャッターと雨戸は同じ役割を果たしますが、近年はシャッターをつける家も多くなっています。その大きな理由としては雨戸よりシャッターの方が省スペースで設置がしやすく、開閉もしやすいというのがあります。近年、サッシの性能が上がり、シャッターや雨戸を閉めなくても雨が入り込む心配は減ってきました。そのため、窓にシャッターや雨戸を設置していない家も多くなっています。しかし、シャッターがあることで得られる恩恵も多くあります。そこで次に、シャッターを取り付ける事によるメリットをご紹介します。
 
2.シャッターを取り付ける4つのメリットとは
・窓ガラスを防護できる
シャッターを設置することで、窓を大雨や強風から防護します。台風の時に飛来物が当たってもシャッターがあることで、窓ガラスが割れるのを防ぐことができます。
・防犯性を高めることができる
シャッターを閉めることで、泥棒の侵入経路を遮断できます。泥棒による侵入窃盗の大半のケースは、窓からの侵入と言われています。シャッターをこじ開けるのは大変な労力であるため、泥棒が侵入を諦めやすくなる物理的・心理的効果があります。また、シャッターを閉めることで、家の中が見えず、プライバシーを守れます。
・遮熱・遮光効果がある
シャッターを閉めることで日射を遮ることができるので、遮熱・遮光効果が期待できます。西日が差し込む窓などにシャッターがあると快適に過ごしやすいです。また、シャッターを閉めることで冷暖房の効きが良くなるので省エネにつながります。
・防音効果がある
シャッターには防音効果があります。近隣で工事などがある時に、シャッターを閉めることで騒音を軽減できます。子供のはしゃぐ声で近所迷惑になりそうな時も、シャッターを閉めることである程度声のボリュームを軽減できます。
 
3.シャッターを取り付ける際の注意点4つ
・外壁に設置スペースが必要
シャッターを設置するには、設置する窓の周りに設置スペースが必要です。設置に必要なスペースは、設置するシャッターの種類やサイズにより異なります。設置の前に、十分なスペースがあるかの確認を行いましょう。窓の横に壁や換気口、エアコンのダクトなど障害となるものがあると設置が難しい場合もあります。また窓の上部の幅が狭いとシャッターボックスが取り付けられないことも考えられます。
・建物の骨組みと外装材の確認が必要
シャッターの取り付けは建物を支える骨組み(躯体構造)が木造または鉄筋コンクリート造(RC造)の場合に可能です。ただし、外装材の種類によっては対応できない場合もあります。自宅の建物の骨組みと外装材がシャッターを設置可能な素材なのか確認した上で設置は行いましょう。もし、ご自宅の構造や外装でシャッターが設置できるか不安という方はまずはプロに相談しましょう。
・賃貸住宅の場合、事前の確認が必要
マンションや賃貸物件の窓の外や壁部分は共用部分です。そのため、勝手にシャッターを設置することはできません。設置を希望する場合は、事前に管理組合に確認をしてください。事前確認をしないで設置すると、のちにシャッターの撤去を求められることもあります。
・窓の形状によってはシャッターを取り付けられない
出窓のように壁から飛び出ている窓や、外開きの窓の場合、シャッターが干渉してしまい、取り付けられないこともあるので、事前に専門業者に確認してもらいましょう。