センスの良いお部屋を作る!インテリアスタイル
新築やリフォーム後はセンスの良い部屋にしたいと思う人は多いはず。そこでインテリアを上手にまとめるための3つのポイントをご紹介します。好みを活かした“自分スタイル”のお部屋を作る参考にしてみてはいかがでしょうか。
1.「センスの良い部屋にしたい!」でも、それってどんなイメージ?
ひと口に“センスが良い部屋”と言っても、イメージする空間は人によって違いますよね。家族みんなで暮らす家ならば、自分たちが「センスが良い!」と感じる空間をつくることが一番大切と言えるでしょう。そのためにも、まずは家族みんなの好むイメージを具体的にしていくことから始めてください。簡単な方法は、インテリア雑誌やカタログ、インターネットなどから、好みの部屋の写真を集めることです。これらを並べてみると、自分たちの思う「センスの良い部屋」のイメージが見つかるはず。
2.まとめ過ぎず、外し過ぎずで「自分らしいスタイル」を
部屋をセンス良く見せる基本は“統一感”なので、インテリアスタイルが決まったら、そのスタイルに合う内装素材や家具、ファブリックを選びましょう。ただし、完璧に統一すると堅苦しい印象になり、かえって寛げない雰囲気になることもあります。コツは7~8割程度は同じスタイルでまとめて、残りの2~3割にアクセントとなるアイテムを使うこと。このバランスを参考にしてコーディネートして、セオリー通りではない“自分たちらしさ”のある空間をつくりましょう。
3.自分たちのイメージに近い「インテリアスタイル」を決めよう
イメージが見つかったら、それがどんなインテリアスタイルかチェックしてみましょう。最近人気の4つのインテリアスタイルの特徴を、下記に紹介するので参考にしてみてください。また、リフォームの早い段階でインテリアスタイルを決めておいた方が、それをベースに家具やカーテン、ラグマットなどのファブリックを選べるため、お部屋の統一感が出しやすくなります。さらに、プランナーやインテリアコーディネーター、家具ショップの店員さんとイメージを共有しやすいというメリットもあります。
・和モダン…“和”を現代風にアレンジしたスタイル。木や紙、石など自然素材のもつ質感や色みと、垂直・水平ラインを活かしたデザインが特徴です、明るいアースカラーでまとめて、アクセントに深めの色を合わせても◎
・シンプル&モダン…装飾を排した、シャープで都会的な雰囲気のスタイル。色は白やグレーなどの無彩色を基調とし、直線を活かしたデザインや、金属やガラスなどが良く似合います。木を使う場合は木目のあっさりしたものを選びましょう。
・ナチュラルスタイル…自然の木の色や素材感を活かした、明るくカジュアルな印象のスタイル。色はオフホワイトやベージュなどアースカラーを中心にして、ツヤのないマットな質感の物がおすすめです。
・クラシック…ヨーロッパの古典様式を取り入れた、格調高い印象を与えるスタイル。家具や床にはダークカラーの木を用いて重厚感を出し、レースやフリル、シャンデリアなど優美なアイテムを組み合わせるのがおすすめです。