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コラム
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2020.07.18 コラム

廊下リフォームで床のきしみやふわふわを解消

廊下は、家族みんなが行き来する場所ですから、老朽化等により床材も痛みやすい場所と言えます。ミシミシ、ギシギシと音がしたり、ふわふわ浮いていると感じたら、床材が劣化しているサインです。

 
1.廊下リフォームとは
廊下は毎日頻繁に人が行き来する場所ですので、家の中でも傷みやすい場所のひとつです。床鳴りがしたり、踏んだときにゆるく感じるようになったりしたときに廊下リフォームを依頼します。また最近では床の張替えだけでなく、廊下に収納を設置したり、バリアフリーのための廊下リフォームを行ったりするケースが増えてきました。ただ床を整えるだけでなく、利便性向上のためにも廊下リフォームはおすすめのリフォームになります。
 
2.廊下リフォームのポイント
・素材選び
廊下の床材を選ぶ際のポイントは、滑りにくくて引っかかりにくい素材を選ぶことです。フローリング材でもすべりにくい素材のものがありますし、クッション性や断熱性等の機能も併せ持つ絨毯などの素材を選ぶのも良いでしょう。既存の廊下がふわふわと浮いている感じがする場合には、床下も傷んでいることが多いので特に注意が必要です。放っておくと床が抜けてしまうなど危険ですので、早めの対応を心掛けましょう。
・収納スペースとして・・・
最近は廊下を通路としてだけでなく、収納スペースとして有効活用される方も多いようです。一戸建ての住宅であれば、廊下は壁面・床下・天井裏・階段下など、収納スペースの宝庫です。壁面いっぱいにクローゼットを造り付ければ収納力抜群ですし、壁面に奥行があまり取れない場合は、あえて扉は付けずに、花瓶や本などを飾る「見せる収納」で空間を演出するのも素敵です。
・バリアフリー化
廊下はお年寄りの転倒事故が多い場所でもあるので、バリアフリー化するリフォームも薦められています。滑りにくい床材への張替えももちろんですが、部屋と廊下との間にある段差を解消することや、手すりの設置、暗い足元を照らす照明の設置など、併せて検討してみてはいかがでしょう。
 
3.廊下リフォームの種類とメリット
・床材とクロスの張り替えリフォーム
最も一般的なリフォームが床材とクロスの張り替えになります。部屋の床材やクロスと比べて面積が少ないため、リフォーム費用はそれほど高くなりません。ただし、床の下地が使えないような状態になっていると、下地からリフォームをすることになり、時間も費用もかかってしまうリフォームになります。
・バリアフリーリフォーム
最近人気のある廊下リフォームのひとつがバリアフリーリフォームです。バリアフリーリフォームは廊下に手すりをつけたり、廊下と部屋の境目にある段差をなくしたりするリフォームになります。安全な生活を送るために廊下から小さな危険を取り除くことが可能です。車椅子が通れるように廊下の幅を広くするような大掛かりなリフォームにも対応しています。ただし、バリアフリーリフォームで手すりを取り付けると、廊下の幅が狭くなってしまいます。そのことで車椅子が通れなくなったり、引越しをするときに大きな荷物を持ち出せなくなったりすることがありますので注意が必要です。
・収納スペース追加リフォーム
廊下の空きスペースなどを収納スペースに変えるリフォームです。クローゼットを設置したり、棚を設置したりすることで、狭い空間を有効に活用することが出来ます。スペースがなさそうな廊下でも、廊下収納を行ったり、廊下に本棚と机を配置したりして書斎にするなど、アイデアと工夫次第で使い勝手のよい廊下にすることができるため、業者の提案力が求められるリフォームになります。