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コラム
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2020.06.12 コラム

書斎リフォームで自分だけの空間を

新型コロナウイルスの影響で、最近は在宅ワークをしている方が増えていますよね。そんな中、自宅で、1人で集中できる空間が欲しいと感じる人は多いのでしょうか。そこで今回は、リフォームして書斎を作る場合、住まいのどの部分を書斎にすると良いのか、使いやすい間取りとはどのようなものなのかをご紹介します。

 
1.自宅のどの部分を書斎にするか
リフォームで書斎を作る場合、まず問題となるのが住宅のどの部分に書斎を作るかです。ある程度スペースに余裕があるようなら使いやすい場所や、静かな場所を選んで作れば良いのですが、スペースに余裕が無い場合には、どのような場所に作ると良いのでしょうか?
・リビングやキッチンの一部を書斎にリフォームする
リビングやキッチンにある程度のスペースがある場合は、部屋の一部分を区切って書斎にするという作り方があります。リビングやキッチンの間取りを間仕切り壁などで区切って変更すれば、簡単に小規模なワークスペースを作ることができるでしょう。また、パーテーションなどの間仕切り家具を利用すれば、もっと簡単にリビングに書斎を作ることができます。間仕切り家具を利用して書斎を作れば、本格的なリフォームに比べて費用が抑えられますし、移動できるタイプの間仕切り家具なら状況に合わせてレイアウトを変更できるのでおすすめです。ただ、間仕切り家具を使う場合は、外部の音を防ぐことはできませんので、できるだけ静かな空間にしたいという方には向いていません。
・納戸や押入れをリフォームして書斎にする
収納スペースである納戸や押入れを書斎にリフォームするという作り方もあります。納戸の作りにもよりますが、部屋と同じ構造で作っている場合はそれほど工事の手間もかかりません。入り口のドアを変更し、必要なら壁に棚や本棚を設置、家具をオーダーして広々としたデスクを作り付けてもらうのも良いでしょう。ただ、納戸と違い、押入は内装等を全て変更する必要がありますし、スペースも狭いため、リフォームには少し手間がかかります。
・和室を書斎にリフォームする
和室をリフォームして書斎にする場合、大きく分けて2つの方法があります。ひとつめは和室のまま家具などを追加して書斎とする方法、この方法なら家具と内装のちょっとした手直しで書斎とすることができるため、費用をある程度抑えることができるでしょう。もうひとつの方法は、和室を洋室にリフォームしてから書斎にするという方法です。この場合は、家具などの購入および設置費用に洋室へのリフォーム費用が追加でかかるため、多少費用が高額になります。
・マンションで書斎を作りたい
マンションの場合は、一戸建てと違い増築を施して部屋を増やすということができませんので、間取りの変更などを行って書斎を作る形になります。賃貸マンションで自由に工事を行うのが難しい場合は、間仕切り家具を利用してスペースを作り出すと良いでしょう。また、ワークスペースの周囲を区切る必要がないのなら、リビングの一部に本棚やデスクなどを新設して開放型の書斎とする方法もあります。
 
2.書斎の間取りはどんな形状がおすすめ?
書斎を作る場合、注意しなければいけないのが間取りです。狭い書斎でもレイアウトを工夫すれば問題なく使えますし、広くてもレイアウトに問題がある場合には使いにくい書斎となってしまうでしょう。まず、レイアウトを考えるにあたり、設計段階で書斎を作る目的を明確にしておくことをおすすめします。趣味の読書を楽しんだり、パソコンを設置してデスクワークを行ったりする目的で書斎が必要なら、資料などを取りやすいようデスクの近くに本棚などを設置すると良いでしょう。逆に、趣味の部屋としてちょっとした模型や家具の組立てなどの空間を必要とする作業を行う目的なら、収納類は吊り下げ式の棚などにして床を広く使えるレイアウトにするのがおすすめです。書斎に壁を作るかどうかも重要なポイントで、集中して作業がしたい、音楽や映画などの趣味を心ゆくまで楽しみたいという方は、個室タイプで防音性を重視した設計にすると良いでしょう。子供の様子を見ながら作業したい、ちょっとした空き時間に軽く作業できるワークスペースが欲しいという場合は、リビングやキッチンの一部を区切って半個室の書斎にしたり、開放型の書斎にしたりするのがおすすめです。