愛知県・三重県・岐阜県の住宅リフォーム・リノベーションなら株式会社絆の「コラム」です。

コラム
COLUMN

2020.05.29 コラム

夏を涼しく乗り切るエコリフォーム

近年の夏はとても暑いですよね。ですが、暑い日にエアコンの設定温度を下げ過ぎるのは省エネの観点からはオススメできません。また、エアコンに頼り切るのは体にも良くありません。そこで今回は、エアコンに頼りすぎない、昔ながらの暑い夏を乗り切る方法と、リフォームでできる工夫をご紹介します。

 
1.緑のカーテンや打ち水で昔ながらの涼をとる工夫を
毎年やってくる暑い夏。私たち日本人は、古くから涼をとる工夫をしてきました。例えば、打ち水。地面に水をまくと、水が蒸発する時の気化熱の働きで涼しく感じることができます。窓辺に「よしず」や「すだれ」をかけて、日差しを遮ったり、ツタなど緑のカーテンを窓辺にはわせて影を作るなどの工夫は、今すぐできて、効果を発揮します。雨水を貯める「レインセラー」があれば、貯めた雨水を活用できるので、水道代を気にせずに打ち水ができます。打ち水の時間帯は、地面が熱くなる前の朝方や夕方がオススメ。打ち水と一緒に、花や緑のカーテンに水やりをしましょう。キュウリやトマトを一緒に育てれば、収穫して食べる楽しみもできて、一石二鳥です。
 
2.住まいに風の通り道をつくる
リフォームで、間取り変更を検討するときには風の通り道を確保することも大切。風は入口と出口をつくると家の中を通り抜け、涼しさを運んでくれます。窓から窓へ風の道ができているかをプランチェック。風の通り道に間仕切り壁がある場合には、「動く壁」に変更。天井までの高さのある引戸を間仕切り壁の代わりに使えば、日中は天井まで開け放して風を呼び込み、夜は引戸を閉めて間仕切りとして使えます。また、ドアを閉めてしまうと、風が通らなくて、という悩みを持つ人は多いでしょう。かといって玄関に近い部屋を開け放しでは防犯やプライバシーの問題があります。そこで活躍するのが、細いスリット状の換気採光ルーバーがついたドア。指で押すだけでルーバーが開き、風を取り入れることができます。換気ルーバーが上下分離されていて、風の量を調節できるのも便利です。
 
3.照明をLEDに変えると発熱量がダウン
省エネ効果や長寿命で知られるLEDですが、実は発熱量も少なく、赤外線をほぼ発しません。蛍光灯とLEDは同じくらいの発熱量といわれています。今はほとんどの照明をLEDに変えることができます。LEDに替えるだけでも涼しく感じられそうですね。