屋根付きウッドデッキにするときの注意点
以前屋根付きウッドデッキの利点についてご紹介しましたが
素材や付け方によって取り外しができないので、ご自宅の環境に本当に合っているのかどうかを
きちんとイメージしてから設置する必要があります。
今回は屋根付きウッドデッキの注意点とデメリットについてみていきましょう。
1.開放感がなくなる
屋根を設置することで上への開放感がなくなり、空間が狭くなったような感覚になります。
屋根の素材やサイズを、施工前にしっかりイメージしておきましょう。
2.室温が下がる
室内に日差しが入りにくくなることから、冬場は特に室温が下がり、暖房費がかかる場合があります。
3.突風や台風の影響を受けやすい
周りに壁がないので強風がウッドデッキ内に入り込みやすくなり、屋根が壊れる可能性が高くなります。
屋根や基礎部分の強度がしっかりしたものを選びましょう。
4.素材によっては汚れが目立つ
ウッドデッキの屋根素材に使われることの多いポリカの板は、透明や半透明のタイプが主流なので、
このような素材は溜まったホコリなどが透けて見えてしまい、他の素材よりも汚れが目立ってしまいます。
5.掃除が大変
屋根の上に溜まった汚れやホコリをきれいに取り除くには、かなりの手間が必要です。
場所や位置によっては業者に依頼しなくてはならないため、コストがかかります。
日当たりが悪い場所に屋根を付けると、よけいに家の中が寒くなってしまうこともあります。
また、屋根は外観のイメージを大きく変えるものなので、周りのデザインとのバランスも
考慮する必要があるでしょう。