地震や台風への備えは万全ですか?
9月1日は防災の日です。
大正12年9月1日に発生した、関東大震災にちなんで制定されました。
「台風、高潮、津波、地震等の災害についての認識を深め、これに対処する心構えを準備する」日とされています。
日頃からの防災対策は、万一災害が起こってしまった時に、生活を早く復旧させるためにも重要です。
それでは不意の災害から、家や大切な家族の命を守るため、どんなことができるでしょう?
窓ガラスの防災
ガラスが割れて破片が散乱してしまうと、避難経路が塞がれたり、破片でケガをしてしまったりする可能性があります。
またガラスの飛散防止については、地震だけでなく、台風や竜巻などの災害対策にもなります。
シャッターの取付や、強化ガラスへの変更。お手軽にできるところでは、飛散防止機能のついたガラスフィルムを貼ることも有効です。
窓のリフォームは、サッシやガラスだけを交換することができます。
金銭的にも検討しやすく、1日でお手軽にできるので、人気のリフォームです。
外壁の防災
外壁の経年劣化を放置すると、大きな地震が発生したときに、揺れに耐えられなくなる可能性があります。
経年劣化は、建物を守る「塗装の劣化」から始まります。
新築から10年以上経過すると、塗装の劣化により屋根や外壁から雨がしみ込んで、湿気やカビが発生します。
さらに塗装の塗り替えをしないで放置しておくと、木材そのものが腐って耐震性が低下するのです。
また防火性能の高い外壁は、隣接家屋などからの延焼も防ぎます。同時に住宅内部から火災が発生しても、外部・近隣へ広がることを抑制してくれることにも繋がります。
屋根の防災
建物の一番上にある屋根が重いと、大きく揺れたときに柱や壁に多大な負荷がかかり、倒壊につながる可能性があります。
防災瓦は瓦同士がかみ合う構造を持っているので、地震による瓦のズレ、破損、落下という危険性を減らします。また風によるめくり上げにも強く、耐久性・断熱性・遮音性に優れています。
しかし屋根のリフォームは、足場を組むなど大掛かりなリフォームになりがちです。
そこで、日常的なメンテナンスを行うのが大切です。地震が起こったときに瓦などが落ちてこないよう、定期的に補修工事を行うようにしましょう。
リビングの防災
壁面埋め込み式の収納なら、揺れによる転倒の心配がありません。耐震性を備えた製品なら、さらに安心です。
地震で中身が飛び出さないよう扉にロックがかかったり、飛び散りにくいガラスを使っているものもあります。