コンセントの位置って意外と大事!
今回は、暮らしはじめて後悔しないよう、コンセント配置を考えるポイント! ご紹介します。
《広い部屋にはフロアコンセントがおすすめ》
家電をはじめ、インターネット関連機器・ゲーム機・スマホ・タブレット機器など、数多くの電気製品に囲まれた現代の暮らし。電気製品を便利に使用するためには、やみくもに沢山のコンセントを設置するよりも、使いやすい場所に的確に配置することが大切です。コンセントを配置するべき場所は、生活スタイルによって異なりますが、その部屋でどのように過ごすのか、どんな家電をどこに配置するのかをできるだけ具体的に考えることが大切です。
《使う電気製品に合わせたコンセント配置を》
キッチンや洗面台など、水回りのコンセントは水がかかりにくい高めの位置に配置するのがおすすめです。水がかかると、漏電やショートの原因になります。また、電気シェーバーなど、使わない間に充電しておきたいものは、収納内にコンセントを設置すると便利です。熱帯魚などの水槽を置く予定の場所では、電気設備を接続するコンセントを水面よりも上に配置しましょう。
《屋外も忘れずに》
室内だけでなく、屋外にも目を向けてみましょう。駐車場や玄関付近に屋外コンセントがあれば、高圧洗浄機や掃除機などを使用する際に便利です。屋外コンセントがないと、窓を開けて室内のコンセントまで長い延長ケーブルを伸ばすことになります。また、あとからセンサーライトを取り付けたり、クリスマスのイルミネーションを飾り付けたりする際にも便利です。
《家族に子どもや高齢者がいる場合》
子ども部屋だからといってコンセントを少なめにすると、あとで増設を考えることになるかもしれません。子どもが小さいうちは、使用する電気製品の数はそれほど多くありませんが、成長とともに大人と同様にさまざまな電気製品を使用するようになるものです。
一般的に、コンセントの設置数は2畳あたり1つ(2口)が目安とされています。今だけではなく、先を見据えたコンセントの配置計画を立てましょう。また、家族に高齢者がいる場合は、少し高めのコンセント配置がおすすめです。一般的には床から25cmほどの高さですが、40〜45cmにすると腰を深くかがめなくても手が届くようになるため、高齢者や腰痛のある人も使いやすくなります。
生活スタイルを見据えて配置を決めてみましょう。