毎日の掃除 効率を上げるコツ
部屋はそこに住む人の心の状態を表しているといわれることもあります。逆もまた然りで、部屋がきれいに整っていると、気持ちは自然とスッキリするものです。掃除の効率的な手順と、ちょっとしたコツを心得ていれば、部屋をきれいに保つことができます。
☆大から小へ☆
部屋に散らかっている、大きいものから片付けましょう。大きいものが片付くと、掃除の効果も目に見えて感じやすくなります。始めるまではおっくうでも、効果が感じられると気持ちが乗って作業がはかどる、という人も多いのではないでしょうか。そして、大きなものが片付いて大体のメドが立ってきたら、小さいものの片付けへと移っていきましょう。この大から小へのプロセスの際に、可燃、不燃、資源、不用品と種類別のゴミ袋を用意して、片付けながらそれぞれに放り込んでしまえば、あとで分別する手間が省けて処分が楽になります。
☆上から下へ☆
たとえば、床を拭いたあとで、背丈のある家具や照明器具など高いところのほこりを落としたら、せっかくきれいにした床が再び汚れ、二度手間になってしまいます。これを防ぐため、最初に高いところから手をつけましょう。そのあと床をきれいにすれば、効率よく掃除が進められます。
☆奥から手前へ☆
掃除は部屋の奥から始めましょう。手前、つまり入り口の方からやっていくと、最終的に一度きれいにしたところへ戻ることになります。奥から入り口に向かって進めれば、一度きれいにしたところに再び立ち入る必要がなくなり、無駄も省けます。
日々の生活に忙しくしているうちに、気づくと部屋が散らかっている、という経験は誰にでもありますよね。そんな時、ちょっとしたコツを心得ているだけで、掃除の効率をグッと上げることができますよ。ぜひ試してみてください。