愛知県・三重県・岐阜県の住宅リフォーム・リノベーションなら株式会社絆の「コラム」です。

コラム
COLUMN

2022.02.08 コラム

壁は何色がいい?③

壁の色ひとつで、お部屋の雰囲気はガラリと変わり、人に与える心理的効果も大きくなります。
色が与える心理効果を知って、居心地の良い部屋作りの参考にしてはいかがでしょうか。
今回は「無彩色系」についてご紹介します。

無彩色とは「白」「灰」「黒」などの、色みのない色をいい、色味のある色と組み合わせる場合の
ベースカラーとしては、非常に効果的です。

《白の壁紙》
白色はマイナスなエネルギーを強く素直な光で跳ね返し、照らすことで浄化させるパワーを持っています。
全ての色を含んだ光で、無限の可能性がある色です。
~心理効果~
・清潔感、透明感を与える
 何色にも属さず、何色にも変化できる白色は、見ている人に清潔感や透明感を与えてくれます。
・臨機応変な対応力がつく
 白色は何色にも染まることのできる色です。場合や場面によって柔軟に対応する力をアップします。
・物事の始まり
 真っ白いキャンバスノートのように、これから何かを描いていこうという始まりのイメージを
 持たせることが出来ます。
・呼吸を楽にさせる
 混じり気のない純白な白色は、見ているものをすっきりとさせ呼吸を楽にさせます。

《黒の壁紙》
黒は、色の中で最も明るさが低い色です。高級感や重量感があり、強く丈夫なイメージがつけられます。
他の色と組み合わせることで、組み合わせた色を引き立たせ引き締める効果があります。
~心理効果~
・周りの色を引き立たせる
 色がない状態の黒色は、周りの色を引き立たせる役割を担います。ですが、その吸収の強さから
 組み合わされた色に黒色のイメージが重なり合います。
・感情が表に出なくなる
 自分の感情を隠すことが出来、与えられた使命や役割を果たすために動くことが出来ます。
 また、人に対して踏み入れにくい一線を引き、距離を置くことの出来る色です。
・強さや権力を感じさせる
 どっしりと重量感のある黒色は、強さや権力を誇張し、威厳を持たせることが出来ます。
・高級感を感じさせる
 色がない黒色は、安易に感情をさらけ出すことがなく、どの色にもない深い高級感を感じさせます。

《灰色(グレー)の壁紙》
白っぽいグレーは開放感、黒っぽいグレーは重厚感といった具合に、黒の多さで印象がガラリと変わります。
また、オレンジや黄色、水色などのビビッドな色をアクセントカラーとしてプラスすると、グレーが持つ
スタイリッシュな印象が増して、とってもおしゃれな空間を演出することができます。
~心理効果~
・上品で控えめな印象
 自己主張することなく、控えめなのにオシャレで上品な大人の魅力を感じさせます。
・ソフトな印象を与える
 害を与えることのない静けさを持ち、どんな人ともそつなく付き合うことが出来ます。
・周りの意見に同調
 周りに対して敵意がなくなり、周りの意見を素直に受け入れやすくなります。
・我慢強くなる
 派手に気取らない灰色は、周りの声に踊らされず、自分の信じるものの為に我慢をすることができ、
 忍耐強くなる。
 
白、グレー、黒などのモノトーン色はどんな色とも合わせることができます。部屋を広く見せたいなら
黒は控え目に、白やグレーを多く使うことをおススメします。
また、アクセントにほかの色を使うと、ワンランク上の空間を作る出すことができます。