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2021.03.30 コラム

ハニカムシェードで断熱リフォーム!

お家の断熱性能を高めてくれると最近話題のハニカムシェード。今回はそのハニカムシェードについて詳しく解説します。

1.ハニカムシェードとは?
 ハニカムシェードとはカーテンのようなもので、多くは窓と一般的なカーテンの間に設置されるものです。ブラインドのように紐で引っ張って開閉をする商品が多いですが、リモコンなどで操作して開閉するタイプのものもあります。
 ハニカムシェードには、ハチの巣のような六角形のハニカム構造が作る空気の層があります。この空気の層によって、夏場は、外からの太陽の光による熱を遮るとともに、室内の冷たい空気を外に逃がさず、冬場は、外からの冷たい空気を遮断し、室内の暖かい空気を逃がしません。遮熱タイプであれば、光も遮ってくれますし、断熱性能もさらに上がります。また、騒音を和らげる効果もあるので、室内の音が外に漏れにくく、外の音が室内に聞こえにくいのも嬉しいですね。

2.種類
 ハニカムシェードには主に3つの種類があります。断熱ハニカムシェード、遮熱ハニカムシェード、レースハニカムシェードの3種類です。
 まず、断熱ハニカムシェードですが、これは標準的なタイプのものです。うっすらと光を通し、断熱性能もあります。これに対し、遮熱ハニカムシェードは、光を通さず、標準的な断熱ハニカムシェードに比べて断熱性能も向上しています。そして、レースハニカムシェードは、どのタイプのものよりも光を通しますが、断熱性は一番低いです。

3.選び方
 ハニカムシェードには上記のように3つの種類がありますが、どれにしたらいいか悩む方も多いと思います。例えば、断熱性能を重視して遮熱ハニカムシェードにしたものの、全く光が入らないため、日中は開けっ放しで断熱効果を得られないということになってしまう場合もあります。ですので、選ぶときは実際の生活をよくイメージしてから選ぶようにしましょう。
 また、ハニカムシェードをカーテンの代わりとして使用するのか、それとも、カーテンと一緒に使用するのかでも、選択する商品は変わってきます。例えば、カーテンを設置しないで、カーテンの代わりとしてハニカムシェードのみを設置する場合。この場合は、基本的にハニカムシェードを開けることはないと考えた方がいいでしょう。ハニカムシェードを開けたら窓ガラスしかないので、部屋の中が丸見えになってしまうからです。ですので、このような使い方をする場合は、遮熱タイプのハニカムシェードだと24時間365日お家の中が真っ暗になってしまうので、標準タイプのハニカムシェードがおすすめです。
 では寝室ではどうでしょうか。朝日で気持ちよく起きたいという方は標準タイプのものでいいと思いますが、朝は時間までゆっくり寝ていたい、夜勤で明るい時間に寝なければならないという人にとっては、昼間でも光を遮断できる遮熱タイプがおすすめです。もしくは、ハニカムシェードとカーテンの併用がいいでしょう。
 このように、実際の生活を想像しながら、部屋に合わせて設置するハニカムシェードを変えたり、カーテンも使ってみたりすると、失敗しないで選ぶことができると思います。