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2020.10.18 コラム

壁材を珪藻土にリフォーム!

近年、バスマットやコースターに使用されることが多くなった珪藻土。実は、お家の壁材として利用することも可能です。そこで今回は、壁材を珪藻土にするメリットやデメリット、珪藻土を使用すると効果的な場所をご紹介します。

 
1.珪藻土とは
珪藻土は植物性プランクトンが化石化したもので、表面には無数の小さな穴が開いています。そのため、吸水性と吸湿性に優れており、水分や湿気を素早く吸収し、さらっとした快適な状態を保ってくれます。だから、バスマットやコースターの素材として大人気なんですね。
 
2.珪藻土を壁材として使用するメリット、デメリット
やはり1番のメリットはその吸湿性です。湿気を吸収してくれるので、季節を問わず人にとって快適な湿度を保ってくれます。また、結露防止にも効果的です。その他にも、自然素材ですので化学物質を使用しておらず、安心して使用できますし、消臭の効果や、耐火性に優れているというメリットもあります。ただ、いくら吸湿性に優れてるといっても限界がありますので、部屋干しなどをされる際は、除湿器を併用しましょう。
デメリットは、触るとざらざらしており、粉が落ちて床や触れたものが汚れることです。また、醤油のような色の濃い液体が付いてしまうと、綺麗に拭き取ることができません。加えて一般的な壁よりもヒビが入りやすいです。
 
3.珪藻土を壁材として使用すると効果的な場所
珪藻土を使用するのに最もおすすめの場所は寝室です。湿気や臭いだけでなく、微細なほこりなども吸着してくれるので、清潔な空気の中でぐっすりと眠れます。珪藻土は自然素材ですので、長時間いる寝室に使用すれば快適さだけでなく、健康面においても安心ですよね。他には、洗面化粧台の横の壁なんかもおすすめです。壁に多少の水滴が跳ねたとしても、拭き取る必要はなく、カビが生えたりすることもありません。反対に、お風呂のように常に濡れている場所や、キッチンのように油や調味料などで汚れやすい場所は不向きです。