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コラム
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2020.09.10 コラム

庭に倉庫を設置したい!どんなものがいい?

庭に倉庫の設置を検討されている方に向けて、今回は倉庫・物置の種類や選び方、サイズや用途まで具体的にご紹介しています。何を収納するかによって適切な倉庫・物置の種類は異なりますので、ぜひあなたの倉庫選びの参考にしてください。

 
1.庭に倉庫を置くメリット
・家の中がすっきりする
庭の倉庫に荷物を収納することで、家の中の物が減り部屋がすっきりします。例えば年に数回しか使用しないバーベキューセットやキャンプ用品、趣味の釣り道具やスキー・スノボ用品、子供の遊び道具やガーデニング用品などは、部屋の中に収納すると多くのスペースをとりますよね。それらを庭の倉庫に収納することで家の中のスペースが空き、部屋がすっきり片付いた印象になります。
・思い出の品を捨てなくて済む
大切な思い出の品はいつまでも保管しておきたいものですが、その保管場所に悩む方は多いのではないでしょうか? 子供の勉強机やランドセル、昔のトロフィーやメダル、子供の頃に描いた絵や作品など、なかなか捨てられずに取ってある人も多いですよね。それらを庭の倉庫に収納することで、部屋のスペースをとらずに大切に保管しておくことができます。
・汚れを気にせずに収納できる
庭の倉庫は外にあるため、汚れを気にする心配はありません。例えば、土のついたガーデニング用品や冬用タイヤ、積雪地域では除雪機や雪かきスコップなども収納しておく必要があります。このような家の中に収納するのは少し気が引ける…という外用品でも庭の倉庫には気にせず収納できます。
・防災用品の保管場所にもなる
いざというときの防災用品も庭の物置に入れておくと便利です。普段は使わない防災用品を家の中に保管しておくと、他のものに紛れて分からなくなってしまう、奥に収納されていて取り出すのが大変、という事態になりがちです。庭の倉庫に防災用品を収納しておくと、他のものと区別しやすく取り出しやすいため、いざというときに役に立ちます。
 
2.庭に倉庫を置くデメリット
・家のデザインに合わない
庭の倉庫には様々な色やデザインがあります。しかし、そのデザイン選びを間違えると、家の景観を損なう可能性があります。倉庫はサイズが大きく存在感があるうえ、庭に置くため家の敷地外から見える場合がほとんどです。そのため、庭の倉庫は家の印象を大きく左右すると言えます。色やデザイン、素材選びは慎重に行いましょう。
・倉庫への収納に不向きなものもある
庭の倉庫内は湿度や温度が高くなりやすいため、収納するのに不向きなものもあります。例えば腐りやすい食品や、湿度に弱い衣類・布類などです。収納に大きなスペースをとる冬用布団などを庭の倉庫に収納しようとするケースが多々見られますが、倉庫内は結露で湿気がたまりがちであるため、布類の収納には不向きですので気を付けましょう。
 
3.庭に置く倉庫を選ぶ際のポイント
・何を置くか
まずは、庭の倉庫内に何を置くかを考えましょう。収納したいものによって、倉庫の大きさや素材、構造が変わります。例えば年に数回しか使用しないものばかりを入れたいのであれば、取り出しやすさよりも容量を重視した倉庫選びになります。反対に、頻繁に使用するこまごまとしたものを収納したいのであれば、仕切りが多く整理しやすい倉庫を選ぶことになります。まずは自分が庭の倉庫に何を収納するのか、そのためにはどのような構造の倉庫が便利かを考えましょう。
・庭のどこに置くか
倉庫を庭のどこに置くかによってサイズやデザインはもちろん、倉庫の扉の形が変わります。倉庫の扉には主に4つのタイプがあります。両開きタイプ、引き戸タイプ、上ぶたタイプ、シャッタータイプです。特に両開きタイプは入口が広く大きなものを収納するのに便利ですが、物置の前に扉の開閉スペースをとる必要があるため、置き場所を考えるべきです。他にも日当たりや湿度を考慮して倉庫の置き場所を選ぶと良いでしょう。
・置き場所のスペースは余裕をもたせる
庭に物置を設置する場合は、左右と後方に10~20センチ程度の隙間をとる必要があります。壁にぴったりくっつけて設置してしまうと風通しが悪く、物置の中に湿気がこもてしまう可能性があるためです。
・屋根の大きさを考慮したサイズ選び
一般的な倉庫は、本体よりも屋根が大きく設計されています。そのため、採寸の際は、屋根の大きさや奥行きを考慮して行いましょう。
・土台の高さも考慮する
倉庫を設置する際は、倉庫の下に基礎ブロックを置くことをおすすめします。ブロックを置くことで、地面と倉庫の間に隙間ができ、通気性が良くなるためです。さらに、雨水が物置底部に直接触れることを防ぐため、耐久性も向上します。そのため、倉庫のサイズを測る際は基礎ブロックの高さも考慮しましょう。
・ホームセンターでの購入は楽なのがメリット
庭の倉庫はホームセンターで購入することもできます。ホームセンターで購入する場合のメリットは、すべての作業を自分で行うことができるため楽という点です。簡単に設置可能な商品も売っているため、気軽に倉庫を設置することができます。しかし、設置方法やサイズを誤ってしまうことも多々あるため注意が必要です。
・DIYでの制作は耐久性に注意
自分で倉庫をDIYする場合は、耐久性に注意しましょう。倉庫には、木製のものやアルミ製のものなど様々な素材のものがありますが、それぞれの素材に合わせた方法で手入れすることが、倉庫の耐久性向上につながります。木製の倉庫を制作する場合は特に湿気に気を付けましょう。気は湿度が高いと腐食しやすくなります。できるだけ風通しと日当たりを考えてDIYを行いましょう。アルミや金属製の倉庫はサビに気を付けましょう。サビ止めを塗ったり日当たりの良い場所に設置したりすることをおすすめします。
 
4.どういったタイプを選ぶのが良い?
・自転車を収納したい場合
庭の倉庫に自転車を収納したい場合は、出し入れのしやすさに留意して選びましょう。倉庫の扉は両開きタイプ、引き戸タイプ、シャッタータイプが出し入れしやすいです。その中で自転車を収納することができる、奥行きのある倉庫を選ぶと良いですね。倉庫を設置する際は、倉庫の前に自転車を出し入れするためのスペースを設けることを忘れないように気を付けましょう。
・大型の屋外用品を収納したい場合
大型の屋外用品を収納したい場合は、アルミ製の倉庫や物置小屋をおすすめします。屋外用品は汚れたまま収納する場合が多く、倉庫内にも汚れがついてしまう場合が多いです。その場合、木製よりも汚れを拭き取りやすいアルミ製の倉庫の方が便利です。また、小屋のようになっていて中に入ることができる物置小屋も、大型の屋外用品を収納するには大容量でおすすめです。
・お子さんの遊具を収納したい場合
お子さんの遊具を収納したい場合は、出し入れのしやすさと安全性を考慮した倉庫選びをしましょう。特にシャッタータイプの倉庫は、入口が大きく出し入れしやすいですが、お子様が近くにいた場合挟まれる恐れがあるなど危険が伴うためあまりおすすめできません。