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2020.05.21 コラム

トイレリフォームのベストなタイミングとは?

ご自宅のトイレ。使えないわけではないけど、なんだか調子が悪い…そんなことはありませんか?壊れているわけではないので、リフォームをするにも踏ん切りがつかないかもしれませんね。しかし、やはりトイレにもリフォームが必要になる時期がきます!今回は、トイレの寿命や交換時期のタイミングについてご紹介します。また、トイレの寿命を長持ちさせるポイントについてもお話します!

 
1.トイレの寿命は何年?
トイレの多くは陶器でできています。陶器のお皿に寿命は無いですよね?陶器はとても丈夫で劣化しにくいので、使おうと思えば100年以上は使えてしまいます。ではトイレの寿命はないのか?というと、残念ながら寿命は10~20年と言われています。これは、トイレ本体ではなく、配管に使われているパッキンなどの消耗品の寿命です。古いまま使うと水漏れなどにもつながります。他には、トイレにひびが入ってしまったときもトイレの寿命。使い続けるとどんどん劣化しますので、10~20年と言わず、早めにリフォームを検討しましょう。
 
2.トイレの交換時期のタイミングのサイン
トイレは毎日何度も使いますので、なかなかリフォームに踏み出せない人も多いです。特に「使えている」なら尚更迷いますね。では、使っているトイレ、「快適に」使えていますか?もし、トイレを使うときに少しでも「不便だな」「嫌だな」「もっとこうだったら」そんな気持ちになったら、それは交換時期のタイミングかもしれません。また、具体的な交換のサインには以下のようなものがあります。
・水が流れにくい
配管の劣化などが原因で水が流れにくくなっている可能性があります。放置すると水が溢れてしまう危険性もあるので、早めに業者に見てもらうべきです。
・水漏れする
パッキンの寿命によるものと、便器にひびが入っていることが主な原因です。どこから水が漏れているかを確認しましょう。もし便器にひびが入っているなら、使い続けて悪化する前に早めに業者に相談するのをおすすめします。
・汚れや臭いが落ちない
尿石のこびりつきや黒ずみなど、専用洗剤でも落ちない汚れは臭いの元になります。昔の便器は目に見えない凹凸があり、汚れも付きやすいのです。目の粗いやすりなどでこびりつきを落とすこともできますが、便器を傷つけてしまい、一時的にはきれいになっても、逆に汚れが付きやすくなってしまいます。最近の便器は、最新技術により汚れが付きにくい加工をしてあるものがほとんどで、自動お掃除機能が付いているものもあります。タンクレスなど凸凹の少ないものが増えているので、掃除もしやすいというメリットがあります。リフォームすることで、一気に手のかからないトイレになるかもしれません。
・新しい機能が欲しい
ウォシュレットが付いていなかったり、付いていても水温や水圧の調整がしづらくなってきたりしたときは「替え時」と言えるでしょう。トイレ洗浄の水が少量で済む節水タイプや除菌機能など、新しい機能が付いたトイレが多く発売されています。タンクレスタイプは水をタンクにためずに流すので、家族が増えて連続して使いたいというときにも便利です。最近のトイレは節水タイプのものが主流なので、光熱費の削減にも役立ちます。
・トイレ内をバリアフリーにして広く使いたい
和式トイレを使っていると、高齢の場合はひざが痛んで使いにくかったり、小さいお子さんも怖がったりするので、洋式トイレにリフォームすることをおすすめします。洋式の場合、タンク付きトイレは設置に広い面積を使います。車いすの利用や手すりを付けて広く使いたいというときには、タンクレストイレに交換するとスペースが広がります。
 
3.トイレの寿命を長持ちさせるポイントは?
「トイレの寿命=温水洗浄便座の寿命」とも言えるのではないでしょうか。ウォシュレット機能が付いている温水洗浄便座は、温水を出す、便座を温める、乾燥、除菌といった機能を備えているものが多いです。温水洗浄便座は『家電』ですので、寿命は7~10年くらいと考えましょう。特に温水洗浄便座は水回りで汚れも多いところで使うので、寿命は短くなりがちです。少しでも寿命を伸ばすためには、こまめな手入れが大切。手入れといっても、汚れやすいノズルの掃除をするなど簡単なことです。汚れていると負荷がかかりやすいので、余計なパワーを使ってしまいます。あとは、基本的には説明書をきちんと読み、正しい使い方をすることです。例えば、撥水コートをしてある便器では、使うとコートに影響を及ぼす薬剤などがあります。汚れが落ちると有名なメラミンスポンジが使用禁止のものも多いです。適切な手入れをこまめに行い、正しく使って長持ちさせましょう!