愛知県・三重県・岐阜県の住宅リフォーム・リノベーションなら株式会社絆の「コラム」です。

コラム
COLUMN

2020.03.20 コラム

部屋がおしゃれになるアクセントクロスの選び方

アクセントクロスとは、簡単に説明すると、お部屋の壁紙を部分的に違う壁紙に変えて‟アクセント”をつけるテクニックです。一般的には壁の1面や天井、お部屋の角から角まで等のような場所にアクセントクロスが使われます。しかし、アクセントクロスを使う場所にルールはないので、自分の好きな位置に使っても問題ありません。ですが、アクセントクロスを適当に決めてしまうと、暗い部屋になってしまった、落着かない部屋になってしまった、アクセントクロスが目立ちすぎて安っぽい部屋になってしまった等の失敗のリスクもあるので、選択には注意が必要です。そこで今回は、アクセントクロスの選び方について解説します。

 
1.アクセントクロスの選び方
・部屋のイメージを作る
まず、アクセントクロスを選ぶ前に部屋のイメージを作ることが重要なポイントです。どんな家具を置く部屋なのか、どう使う部屋なのかをイメージします。なんとなく好きな色や柄のアクセントクロスから選んでしまい、「最終的に全体のバランスが悪くなってしまった」ということを防ぎます。
・色の調和を考える
アクセントクロスを導入することで、色の調和がどのように変化するのかを考える必要があります。ドアや床とのバランスを見ましょう。さらにカーテンやソファー、カーペットなどお部屋全体のインテリアと合わせることで、よりまとまりのある空間になります。
・配色のテーマを決める
「どのような部屋にしたいのか」「どのような印象を与えたいのか」を考え、部屋にテーマをつけて配色を決めます。迷った場合は、リラックスしたい部屋にはブルーやグリーン、ダイニングには食欲や元気の出る赤やオレンジなど、色の持つ効果も参考になります。
 
2.アクセントクロス選びの注意点
・大胆な色柄を選ぶ
部屋のアクセントとなる色や柄を壁に足すのがアクセントクロスです。同系色でわずかな色の違いや、模様や凹凸でのアクセントなど、消極的で無難な色柄の選択はメリハリがないぼやけた印象になりがちです。壁はじっくりと見るものではないので、パッと見てわかるアクセントにすることがポイントです。
・目につくところに貼る
アクセントクロスは、できるだけ部屋の目につくところに貼るようにしましょう。部屋に入ったときにパッと目に入るところに貼ることで、効果が高まります。また、アクセントクロスを目立たせたいときは、窓や扉のない面を選ぶと良いでしょう。
・濃いめの色を選ぶようにする
アクセントクロスの色を選ぶ際には、濃いめの色を選ぶようにすることをおすすめします。薄い色を選んでしまうと、どうしても他の壁の色と違いがあまり分かりにくくなり、部屋がぼんやりとした印象になってしまいます。
・サンプルとの違いを理解する
気に入った壁紙を見つけ、実際にサンプルを確認する方もいらっしゃると思います。しかし、サンプルと実際に加工されたものでは、思っていたのと違う結果になる可能性があります。色というのは、大きい面積になるほど色が薄く見えてしまうからです。小さなサンプルでは、実際に壁を加工したときよりも濃い色に見えてしまうため、自分が思っているより少し濃い色や鮮やかな色を選択した方が失敗を防げます。また、サンプルはなるべく大きなもので確認してください。