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2020.02.21 コラム

愛猫と快適に暮らすために【ドア編】

猫を飼っているご家庭であれば、家族の一員である愛猫に、いつまでも健康で快適に暮らしてほしいと考えますよね。また、病気等の観点から、完全室内飼いというケースも増えてきています。その場合、猫の生活スペースである家の中が、猫にとって快適でストレスのないものでなくてはなりません。猫にとって快適であるためには、様々なポイントがあります。運動不足を解消できるような場所が必要だったり、トイレや水の設置場所も工夫が必要だったり…。加えて、一緒に暮らす人も快適でなくてはなりません。人も猫も暮らしやすい家にするには具体的にどうすればいいのでしょうか?今回はドアについて、どのような工夫をすれば人も猫も快適に暮らせるのかご紹介します。

 
1.猫と暮らすうえで、一般的なドアの問題点とは?
いくら愛猫にのびのびとストレスなく暮らしてほしいと思っても、危ない物がある部屋など、入って欲しくないエリアはありますよね。また、ドアを開けておくと冷暖房の効果が薄れてしまうので、閉め切っておきたいということもあるでしょう。ですが、猫は自由気ままに、行きたい時に行きたい部屋に行こうとします。そのため、ドアを自分で開けることを覚えてしまう子も多いです。そうすると、ちょっと目を離した隙に、入って欲しくない部屋に侵入していたり、なんか寒いなと思ったらドアが開いていたり…。無理やりドアを開けようとして何度もドアノブに飛びかかるのでガチャガチャとうるさく、睡眠不足に悩まされるなんていうケースも少なくないみたいです。このように、一般的なドアは、猫と暮らすうえで少し不便ですよね。では、どうすれば、これらの悩みが解消されるでしょうか。次項で解決策をご紹介します。
 
2.猫VSドア、猫も人も快適に過ごすために
・ペットドアを設置する
ペットドアとは、ドアに猫の通り道を作り、ドアを開閉しなくとも、行き来できるようにしたドアのことです。既存のドアに後付けできるもの、ドアごと取り換えるもの、間仕切り壁に取り付けるものなどがあります。
既存のドアに工具で穴を開け、後付けするタイプのペットドアは、約3千円で購入できますが、価格によって「ロック機能」や「扉素材の柔らかさ」など機能に違いがありますので、値段よりもペットに合った機能を優先して選んであげましょう。また、メーカーによっては、ドアに穴をあけると保証の対象外となってしまいますのでご注意ください。なお、ドアにペットドアを後付けするリフォームは、専門業者を呼ばなくても、DIYの知識がある方ならご自身で取り付けることも可能です。ただ、自分でDIYするときは上手く設置しないと隙間風の原因になったりしますのでご注意ください。
ペットドア付きのドアは、工具でドアに穴をあけるのが不安な方や、穴をあけてメーカー保証をなくしたくない方におすすめです。ペットドア付きドアの価格が約5~8万円ですので、取り付け・養生費用も含めると、ドア交換のリフォーム費用は約6~10万円が相場です。また、ドア交換リフォームは、ペットドアを後付けできないドアを使っている方にもおすすめです。たとえば、室内用ドアのうち、採光ガラスがドアの低い位置まで延びているドアでは、ペットドアをはめられないことがありますので、このような場合は建具の交換を検討しましょう。
室内間を猫が移動できるように、間仕切り壁に取り付けるタイプのペットドアもあります。費用は2~3万円ほど。「筋交い」が入っているなどペットドアを固定できない壁もあるため、設置箇所は限られます。