愛知県・三重県・岐阜県の住宅リフォーム・リノベーションなら株式会社絆の「コラム」です。

コラム
COLUMN

2020.02.08 コラム

坪庭のある家に憧れのリノベーション!

憧れの和風住宅へのリノベーションを思い描くとき、ぜひ取り入れたいのが坪庭ですね。
坪庭とは、建物の一部のスペースに作られた、小さな庭のことです。
今の住宅は基本的に土地が狭いですから、いかに有効活用できるかがポイントになります。
坪庭は、その工夫の一つと言えます!

坪庭のメリットは?

明かりが取り入れやすい

庭に面した部分が開放的になるため、室内に明かりが取り入れやすくなります。
住宅の向きによっては窓を作りづらい場所でも、坪庭によって日光を入れることができます。
眩しすぎるときは樹木や置物などで、光を調整することもできますよ。

家全体の通気性が良くなる

坪庭は本来、風通しの用途で作られていたそうです。
坪庭があることで窓が増えます。
また防犯やプライバシーの観点から開けづらかった窓も、家の中にあれば開放することができますね。

景色を楽しめる

坪庭に樹木を植えれば、四季折々の景色を楽しむことができます。
家に高級感をプラスすることもできますね。
また今は浴室に1坪ほどの、小さなスペースを取ることも流行っているようです。
景観を楽しみながら、癒しのひと時を味わえます。

子供の遊び場になる

坪庭を子供の遊び場にすれば、室内からも見守りが出来ます。
道路に面した庭よりも安全です。

坪庭のデメリットは?

断熱性が不安

坪庭に面した部分はガラス窓になるため、壁よりも熱が逃げやすくなります。
二重窓や断熱サッシにする必要があります。
また間取りが複雑になるので、冷暖房の効率も悪くなります。

住居スペースが狭くなる

坪庭の面積を確保すると、どうしても居住部分は圧迫されてしまいます。
また間取りとしても、最適な動線にならないことがあります。
「家事をするときに遠回りに……」なんてことにもなりがちです。

建築費用が掛かる

まずは断熱性の窓やサッシを選ばなければなりません。
次に屋内用の給水・排水設備が必要です。
さらに照明を付けることもありますし、間取りも複雑になります。
普通に家を建てた場合に比べると、費用は1.5倍から2倍になります。

定期的なメンテナンスが必要

樹木を植えた場合は、定期的に草取りや剪定を行わなければなりません。
家の中からすぐ見えるだけに、荒れ放題になっていると気になりますよね。
必要なメンテナンスをざっと挙げてみると

・樹木の剪定
・植物の消毒・肥料やり
・草刈り、除草
・土の入れ替え
・雑草対策

などがあります。
植木職人に依頼すると料金もかかります。

坪庭のある家へのリノベーションまとめ

坪庭は憧れの贅沢空間です。
和風だけではなく、家に合わせたモダンなデザインにすることもできます。
またタイルデッキにするなど工夫をすれば、維持する手間も極力減らせます。
夢の空間作り、一考してみてはいかがですか?