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2020.12.13 コラム

リフォームで冬の乾燥対策!

寒くなってきて、だんだんと空気が乾燥してきましたね。乾燥したときは、室内に洗濯物を干したり加湿器を運転させたりして、室内を快適な湿度に保つという方が多いと思います。ですが、実はリフォームをすることで何もしなくとも感想を防ぐこともできます。今回は、乾燥対策のためのリフォームをご紹介します。

1.床暖房で乾燥対策
まず、暖房器具には大別して、「対流式」「伝導式」「輻射式」の3種類があります。
「対流式」・・・代表的なのは、エアコンやファンヒータです。強制的に空気の対流を発生させて、部屋の空気を直接暖めます。素早く部屋が暖まるのがメリットです。反対に、室内の温度にムラが出たり乾燥しやすいという点はデメリットですね。
「伝導式」・・・代表的なのは、ホットカーペットです。身体が触れることで熱を伝えて暖をとることができます。消費電力が少ないところがメリットですが、身体が触れていないと暖かくないため、部屋全体を暖めたいという場合には不向きです。
「輻射式」・・・床暖房の部屋の暖め方です。熱が床や壁を伝って、部屋の空気を暖めていきます。部屋全体がムラなく暖まり、空気の流れもないためホコリの舞い上がりを防げますし、乾燥もぐっと抑えられます。ただ、部屋が暖まるのに時間がかかるのがデメリットです。
以上の特徴を踏まえると、部屋を暖めながらも、快適な湿度を保てるのは床暖房だといえるでしょう。
乾燥を防ぐだけではなく、室内の温度のムラがなくなったり、エアコンなどの動作音もしません。対流式の暖房器具のように風が発生するわけではないので空気も清潔なままです。
タイマーをセットできる床暖房もあるので、すぐに暖まらないのが嫌だという人は、タイマーで動作時間を管理するのもおすすめです。

2.調湿効果のある建材で乾燥対策
暖房器具を床暖房に変えることで乾燥を防げるといいましたが、室温が上昇する以上、完全に防ぐことはできません。
そこでおすすめなのが、調湿効果のある建材を併用することです。
調湿効果のある建材とは、珪藻土などのように無数の小さな穴が空いており、そこから空気中の水分を吸収したり放出したりするもののことです。
このような建材を使用すれば、冬の乾燥のみならず、夏のムシムシとした湿気も軽減できます。

以上の対策で、寒くて乾燥する冬を快適に過ごせるようにしてみてはいかがでしょうか。気になった方はお気軽にお問い合わせください。