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2019.12.27 コラム

寒さに負けない部屋づくりのヒント

寒さが強くなってきて、暖房器具の前から離れられない人も多いのではないでしょうか。 モフモフの冬用ラグを敷いて、ストーブやこたつ、エアコンをフル稼働という方もいるでしょう。しかし、保温効果が悪かったり、隙間風が入るような状態では、どんなに暖房器具に頼っても効率は悪いばかりです。それどころか、ただ電気代をムダにしてしまっているかもしれません。そこで今回は、より暖かく過ごすためのちょっとした工夫をまとめました。低予算で今すぐできるものが多いので、ぜひお試しください。

 
1.厚手のカーテンで空気を閉じ込める
昼間にカーテンを開けておくと、太陽の光で室内の空気は暖まります。夕方になって気温が下がると、窓ガラスが急速に冷やされて、せっかく暖まった空気も冷たくなってしまいます。室内を暖かく保つには、日が暮れ始めたら早めにカーテンを閉めて、暖かい空気が冷えないようにするのがポイント。暖房を使っても暖まりにくいお部屋は、カーテンを厚手のものに交換しましょう。レースと遮光カーテンの2重使いにすると、暖房効率が更にアップします。市販の隙間テープで、ドア下や窓下から入り込んでくる冷気をシャットアウトするのもお忘れなく!
 
2.湿度を上げて体感温度を高くする
暖房器具で部屋が暖かくなると、部屋の空気が乾燥して、実際の温度よりも体感温度は低くなるんだとか。体感温度を上げるには、加湿器を使うなどして、湿度を上げることが大切です。目標とする湿度は、40~60%。反対に湿度が上がりすぎると結露が発生するので、時々窓を開けるなどして換気を行いましょう。ストーブにやかんを置いておくと、加湿しながら、暖かい飲み物がすぐ飲めるというのも便利ですね。
 
3.暖かい空気を部屋全体に循環させる
小型の扇風機のようなものを、サーキュレーターといいます。扇風機で代用する人も多いですが、暖房で暖まった空気をお部屋全体に循環させて、暖房効率を高めるのに効果的抜群です。サーキュレーターは、暖かい空気が溜まりやすい天井に向けて使用します。直接体に当たらないように設置するのがポイント。部屋全体が暖まると、エアコンやストーブの温度を上げる頻度が少なくなるから、電気代や灯油代の節約にも繋がりそうですね。
 
4.暖色系のインテリアを取り入れる
暖色系の照明の部屋にいると、抹消皮膚の温度が上がったという実験結果があるそうです。壁や家具の色替えは大変ですが、照明の色を変えるだけなら、すぐにでも取り入れられますよね。暖色系の中でも、炎をイメージさせる赤やオレンジのような暖かみのあるカラーがおすすめです。ラグやリビングの小物を暖色系で揃えてみてもいいですね。