愛知県・三重県・岐阜県の住宅リフォーム・リノベーションなら株式会社絆の「コラム」です。

コラム
COLUMN

2024.05.13 コラム

今年の暑さ対策、大丈夫?

日中は気温が25℃以上になる日も多くなりました。
今年の暑さ対策は、大丈夫でしょうか。
エアコンに頼るだけでなく、窓や壁からの熱を入れないことが大切です。
今回は、暑さに対しての対策法をいくつかご紹介します。

《外付けブラインド》
「外付けブラインド」は、窓やガラス壁といった太陽光が入りやすい部分の外側、つまり屋外に設置するブラインドのことです。通常のブラインドと異なり、「外付けブラインド」のように屋外に設置することで、太陽光が室内に入る前に遮熱し、ブラインド自体の温度上昇の影響を小さくできます。すだれと同様の効果ですが、季節や日中での取り外しの手間がかからず、電動の場合は室内で開閉できるため、大変楽です。室内側はほとんど影響がなく、また、外観がオシャレなものも多いため、外からよく見えるような窓につけるとデザイン的なアクセントにもなります。

《庇(ひさし)》
庇は、窓の上部に、地面と水平に板状の建材を取り付けることで、夏場の高い太陽高度の直射光を遮る効果があります。逆に冬場は、日差しを遮らずに太陽光を取り込めます。構造がシンプルで電気も使いませんし、窓周りの汚れを防ぐ効果もあります。季節に合った日差しを防ぐ効果がありますので、古くからよく使われている建材です。汎用品もあり、取付け可能な個所があれば、リフォームでも比較的安価に取付けできる場合もあります。庇の日差しを防ぐ効果は、基本的に南側の窓に取付けた場合にもっともよく効きますが、太陽が沈み始めた状態の西日を遮る効果はあまり期待できません。

《すだれ・よしず》
一番安価で手軽なすだれやよしず。立てかけたり、吊したりと、南や西側の窓を覆うと、70〜80%の日差しを遮蔽でき、風は通してくれます。日除けは、住まいの外部につけた方が倍以上効果的。庇やすだれなどを活用して、住まいの外でしっかり日差しをブロックしましょう。ただし天候には要注意。強い風が吹いたり大雨の時は、取り込んでおきましょう。

《オーニング》
電動スイッチや手動ハンドルで、軒の出を調節できるオーニング。西側など低い位置で日光が差し込む場所には、いっぱいに出して。デッキなどと組み合わせれば、カフェ風の雰囲気を楽しむこともできます。リフォームでの後付けも簡単です。

《緑を取り入れる》
・落葉樹を植える
 南や東、西向きの窓の前に、落葉樹を植えると、夏は強い日差しを遮り、冬は落葉して、あたたかな日差しを招き入れてくれます。お住まいの地域の気候にあった樹木を選んでください。植物は光合成時の代謝作用で空気を浄化し、蒸散作用で冷気も発生させてくれます。
・グランドカバー植物を植える
 地面に、表面を覆う芝生やリュウノヒゲなど、グランドカバー類の植物を植えると、日光の照り返しを防ぎ、雑草の繁殖も抑えてくれます。カーポートも一面アスファルトにせず、ところどころに土を残してグリーンスペースをデザインすると、車がないときでも美しく、潤いも感じられます。
・ベランダも緑化
 ベランダにパーゴラを設け、ツタなどツル性の植物を這わせると、自然の庇が誕生します。ベランダに扇風機を出して、植物を介して室内へ向けると、涼しい風が送り込めます。

いかがでしたか。
ご紹介したリフォームでの対策で、少しでも暑さを軽減できるように工夫して快適に過ごしましょう。