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コラム
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2024.01.31 コラム

和室リフォーム

和室の特徴としては「畳」「障子」「襖」が使われていることです。
本来は「座敷」と呼ばれ、最近ではリビングの一角に和室スペースが設けられたり、そもそも和室を設けていないという家が増えてきています。和室を洋室に出来ることは知っていても、実際にどのような工事が必要となるか知らない方が多いと思います。
まず、工事を行うにあたってどこまでの仕上がりにしたいのか、が重要となります。完全な洋室にする、となると和室の要素は取り除きたいですし、少しモダンにしたいのであれば多少の和室要素を生かしつつ工事を進めることになります。

《完全に洋室化》
畳は55~60mmの厚みがあり、フローリングの厚みは12~15mm。新たにフローリングにする場合にはほかの部屋との段差をなくすためにもこの差を埋めなければなりません。また天井は目透かし天井という板張りになっていることが多く、上から下地材を張り壁紙(クロス)が貼れるようにします。壁も同様に、砂壁や土壁になっている場合には下地材を上張りするか既設を壊す必要があります。
仕上げの工事は、障子や襖といった建具は洋戸に取り替えるなど必要に応じて変更をしていきます。上張りなどを行った部分には壁紙(クロス)を貼ったり、フローリングなどの床材も張っていきます。こうして『完全洋室』を造っていきます。

《和風を残しモダンに変える》
例えば畳はそのまま。でも壁や天井は壁紙(クロス)を貼りたい!ということであればその部分に係る工事になりますし、フローリングにしたいけど床の間などは残したいということであればそうした内容の工事に…など必要な工事、不要な工事を見定めていきます。
これらの工事と照明やカーテンなども和風から洋風に変え、和室から洋室へ生まれ変わることが出来ます。

各自ライフスタイルに合わせて必要な部屋の選択が必要となります。完全に洋室化しなくても、和室の要素は残したまま現代風の和室に切り替えるのもコスト削減につながりますので。こうした昔の和室から時代にマッチするしゃれた和室への変更もありです。
使わない和室をライフスタイルに合わせて、使いやすく変えませんか?