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2021.11.24 コラム

壁は何色がいい?①

リフォームで悩むのが、壁の色ですよね。選ぶ色によって、イメージや居心地がおどろくほど変わります。大胆にチャレンジできることが、リフォームのメリットの1つです。壁の色は心理的な効果にも影響しますので、色の特性を上手く取り入れて、より豊かなインテリア空間を演出したいですね。今回は「暖色系」についてご紹介します。
 
暖色は、「赤」「赤みの橙」「橙」「黄みの橙」「黄」の5色です。
文字通り、温かさを感じる色ですが、進出色・膨張色なので、寒色の壁紙クロスと比較すると狭い印象になります。
 
1.赤の壁紙
~心理効果~
・感情:情熱・刺激・興奮・ポジティブ・前進・活気・精力的・危険
・空間に与える効果:暖かい・暑い・狭い
赤は、色の中で最も訴求力のある色と言われています。
刺激を受けやすい為、壁全周よりもアクセントクロスのようにポイント的に使うのがおすすめです。また、興奮作用がある色なので、寝室や集中が必要な個室や勉強部屋には不向きな色です。暖色なので狭い部屋には不向きですが、ワインレッドやダークレッドなどの暗い色の壁紙クロスは、温かく高級感のある内装に仕上げるのに適しています。
 
2.橙の壁紙
~心理効果~
・感情:楽しい・幸せ・快活・活発・エネルギッシュ・陽気
・空間に与える効果:暖かい・明るい・狭い
ビタミンカラーとも呼ばれる橙は、ネガティブよりもポジティブ要素の強い色です。「楽しく過ごしたいリビング」や「会話が弾むダイニング」など、心が温かくなる雰囲気にしたい部屋の壁に使うと効果的です。ただし、暖色は「暖かい」「暑い」と感じてしまう色なので、季節を通じて使えるコーディネートとして、寒色(水色や青)も取り入れて、寒暖の調和を取るようにしましょう。
 
3.黄の壁紙
~心理効果~
・感情:楽しい・快活・活発・ハッピー・陽気・華やか・個性・知的・注意
・空間に与える効果:暖かい・明るい・開放的
黄色は太陽を連想させる色とも言われており、目にするだけで胸が踊るような気分になる色です。楽しく過ごしたいリビングやダイニングに使うのはもちろん、発想力を高める効果を利用して、勉強部屋や書斎にポイント的に使うのもおすすめです。
 
これはあくまでも一般論です。ご自宅のインテリアに合った色を見つけることができると良いですね。