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2020.03.17 コラム

トイレリフォームをしたい!失敗しないトイレ選び

トイレをリフォームしたいと思ったとき、どのトイレにしようか迷うことはありませんか?今は様々なメーカーから様々な商品が販売されています。それぞれ値段や機能などが異なりますが、必要以上に高価なものを購入してしまっても勿体ないですし、安いからと言って購入したものの求めていたトイレと違っていたら残念ですよね。そこで今回は、どのようにトイレを選べば失敗の少ないトイレリフォームができるかご紹介します。

 
1.タンク式とタンクレス、どっちにする?
まず最初にタンク式トイレにするか、タンクレストイレにするかを決めましょう。タンク式は、タンクにためた水で洗浄する従来型で、使用には一定の間隔が必要です。また、タンクレスタイプよりも低価格で購入できます。タンクレスは、水道直圧式で連続使用も可能です。水をためるタンクがない分、空間が広く使えて見た目もスッキリしますが、価格は高め。また、タンクがないので手洗いを別に設けるなど考慮しておくべき面もあります。タンク式とタンクレスの違いについてはこちら(タンクレストイレとタンクありトイレ、リフォームするならどっち?)の記事でも詳しく解説していますので、良かったら参考にしてみてください。
 
2.掃除のラクさや節水など、欲しい機能で選ぶ
掃除のしやすさや水道光熱費の軽減、快適性のアップなど、今は高機能なトイレが増えています。リフォームしたい理由や今のトイレの不満を踏まえながら、予算内で自分に合ったトイレを選びましょう。ここでは今人気のトイレによくある機能をいくつかご紹介します。この中で欲しい機能を見つけたら、その機能が搭載されているトイレに絞って探してみてください。
・お掃除がラクなふちナシ便器
手が届きにくかった便器のふち裏をなくしたりスマートにすることで、ぐるりと拭き上げるだけで簡単にお掃除できるように工夫されています。
・汚れが付かない、または落ちやすい便器
各メーカーとも、独自の技術で汚れを浮かせて落としたり、そもそも汚れを寄せ付けない便器を開発。使うたびにキレイになります。また、便座の裏がひと拭きでキレイになる防汚素材や、汚れが入りこむ隙間がない形状にするなど、独自の技術が使われています。
・使用前のミストや泡クッションでニオイの発生を防ぐ
ニオイ成分を分解して快適なトイレ空間をつくったり、使用前にミストを吹きかけることで汚れを付きにくくしたり、便器内にためた水の表面に泡をつくり飛び跳ねを抑えるなど、汚れやニオイの原因となる見えない菌や汚れを軽減します。
・洗剤の泡でトイレをキレイに
あらかじめ投入した市販の台所用洗剤により、 流すたびにたっぷりの泡でお掃除。大きさの違う2種類の泡で、 しっかりと汚れを落とします。
・無駄なく温かい瞬間暖房温水洗浄便座で節電
使うときだけ便座や温水洗浄用の水を瞬間的に温めるタイプは、保温のために常時通電するタイプとは異なり、使用しないときのムダな電力を軽減します。
・少ない洗浄水で節水
上からの旋回する力強い水流により、少ない水でもしっかり便器を洗浄します。 従来品では1回の洗浄に13ℓの水を使用していましたが、今どきの節水型トイレは 大・小で水量を使い分けることができ、大でも約4~6ℓの水で洗浄。 家計へのインパクトが大きい機能です。
・便ふたのオート開閉
人の動きを検知して、自動で便ふたが開閉する機能。便ふたの開け閉めは、妊婦や腰痛もちの人には厳しい中腰の姿勢となるため、かがまず開閉する機能は重宝。フタの閉め忘れや、手洗いが未熟な小さい子どもが便座を触らずにすむメリットもあります。
・ほのかに光る夜間ライト
便器の内部を照らす夜間用のライトです。夜中に起きてトイレに行った際も、 眠気を覚ましにくい優しい明るさで、便器の位置を照らして示します。
 
3.床排水?壁排水?トイレの排水方式を確認する
トイレのリフォームは、既存のトイレを取り除いたあとに新しいトイレを設置します。そのため、建物の構造に合わない商品を選んでしまうと設置できません。トイレを選ぶ際は、まず排水管のタイプを確認するのが基本です。トイレの排水には大きく分けて「床排水」方式と「壁排水」方式の2種類があります。設置場所のトイレがどちらのタイプなのか、確認する方法はいたってシンプル。便器やタイルの壁側をのぞいたときに、排水管が見えないものが「床排水」、壁や立管にむかって伸びる排水管が見えるものが「壁排水」となります。なお、「床排水」と「壁排水」では商品の価格が異なる場合があります。また、商品によってはどちらかの排水方式にしか対応していないものもありますので、注意しましょう。