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2020.01.17 コラム

キッチンリフォーム、シンクの素材は何がいい?

頻繁に使用するキッチンのシンクの素材選びは重要です。近年シンクの素材は主に4種類(ステンレス製、人工大理石製、人造大理石製、ホーロー製)あり、それぞれ特徴やメリット・デメリットが違います。今回はそれらのメリット・デメリット、気をつけるポイントなどを比較してまとめてみました。

 

1.ステンレス製のシンク
昔からシステムキッチンで使用されている素材。お手入れしやすく耐久性や耐熱性に優れています。また定番のシンク素材であるため、価格も比較的安価なのが特徴です。
【メリット】
・耐久性、耐熱性に優れている
・耐摩耗性が高い
・シンク自体が割れにくい
・ステンレスに柔らかさがあるため食器を落としても割れにくい
・価格が比較的安価
・臭いがつきにくい
・汚れに強い
・サビに強い
【デメリット】
・鍋や缶などを放置すると、もらいサビができることがある
・水垢でステンレスの光沢がなくなりやすい
・ステンレス独特の雰囲気を変えることができない
・シンクをステンレス、天板を人工大理石にすると継ぎ目ができて汚れが溜まりやすい
【評価】
・耐久性:★★★★☆
・耐熱性:★★★★☆
・傷に強いか:★★★☆☆
・割れにくいか:★★★★☆
・防汚性:★★★★☆
・デザイン性:金属質系

 

2.人工大理石製
人工大理石製は、ポリエステル樹脂やアクリル樹脂を主成分として形成されたものです。大理石のように見えますが、実際はすべて樹脂で造られており、天然石は含まれていません。また、お風呂の浴槽にもよく使われる素材で、色やデザイン性が豊富なため近年多く選ばれています。
【メリット】
・色やデザインが豊富でカウンターなどのインテリアに合わせることができる
・細かい傷はメラミンスポンジで落とすことが可能
・天板とシンクの継ぎ目をなくすことができる
【デメリット】
・素材が樹脂なので火事の危険性がある
・黄ばみやすい
・傷がつきやすい
・汚れやすい
・強い衝撃が加わるとシンクが割れることがある
・もらいサビがつく
・磨くと白く変色することがある
【評価】
・耐久性:★★★☆☆
・耐熱性:★★☆☆☆
・傷に強いか:★☆☆☆☆
・割れにくいか:★☆☆☆☆
・防汚性:★★☆☆☆
・デザイン性:ナチュラル系、多色

 

3.人造大理石製
人造代理性製は、天然の大理石などの石を砕きセメントや樹脂で固めた素材のことを言います。大理石の代替品として使用されおり、大理石より安価で購入することができます。
【メリット】
・天然の大理石より安価
・高級感がある
【デメリット】
・酸やアルカリに弱い
・耐熱性があまりない
・汚れが落ちにくい
【評価】
・耐久性:★★☆☆☆
・耐熱性:★★☆☆☆
・傷に強いか:★☆☆☆☆
・割れにくいか:★★☆☆☆
・防汚性:★★☆☆☆
・デザイン性:石質

 

4.ホーロー製
ホーロー製は、鉄やアルミなどの金属の下地の上に、シリカを主成分とするガラス質のうわ薬を焼き付けた素材のことを言います。食品保存で使用される容器の素材にも使われており、耐久性や耐久性に優れているのが特徴です。
【メリット】
・耐久性、耐熱性に優れている
・値段が比較的安価
・お手入れが簡単
・造作の場合、ナチュラルな雰囲気のカウンターになじむ
【デメリット】
・表面が欠けたり割れたりすると、下地の金属がサビてしまう
・食器を落としたときに食器が割れやすい
【評価】
・耐久性:★★★☆☆
・耐熱性:★★★★☆
・傷に強いか:★★★★☆
・割れにくいか:★★★★☆
・防汚性:★★★★☆
・デザイン性:ナチュラル系、多色