愛知県・三重県・岐阜県の住宅リフォーム・リノベーションなら株式会社絆の「コラム」です。

コラム
COLUMN

2019.11.18 コラム

センスの良いお部屋を作る!カラーコーディネート

センスがいい空間をつくるには、色の選び方や組み合わせ方がとても重要です。そこで今回は、色にまつわる様々な知識や配色の基本パターンをご紹介いたします。床・壁などの内装や、家具、カーテン選びなどの参考にしてみてください。

1.「色の仕組み」を知ることが上手な色選びの基本

画像リンク:色相 – Wikipedia
色は、色みのある「有彩色」と、色みのない白・黒・グレーの「無彩色」との2つに大別されます。さらに有彩色は、赤・青・黄など色の違いを表す「色相」に分かれます。これを円形に並べたものを「色相環」(上図参照)といい、寒色や暖色などが一目で把握できます。また、同じ色でも、明るさや鮮やかさを表す「トーン」で分類することもできます。トーンの違いによって受ける印象が変わるので、色選びと併せてどんなトーンにするかも考慮する必要があります。

2.部屋の広い部分から先に色を決めていこう
部屋の色を選ぶときは、まずは部屋の大半を占める床・壁・天井の色から決めましょう。この色を「ベースカラー」といいますが、変更しにくい部分なので、好みを活かしつつ、長く使用しても飽きない色を選ぶのがベストです。次に家具やカーテンなどで使う「サブカラー」を、そして最後にクッションや雑貨、アートで使う「アクセントカラー」を決めましょう。上手なカラーコーディネートを目指すなら、ベースカラー7割、サブカラー2割、アクセントカラー1割が目安です。色は、次に紹介する「組み合わせの基本パターン」を参考にして選べば、ちぐはぐな印象になったり色が氾濫するといった失敗が防げると思います。

3.色の組み合わせの基本パターンをチェック!
色が氾濫した部屋は、たとえ物が少なくてもゴチャゴチャした印象を与えがちです。部屋をすっきりと見せるためには、3~5色程度でまとめるのがベターです。また、色の組み合わせ方には同系配色、類似配色、反対配色、同一トーン配色などの基本パターンがあります。この配色パターンを上手に取り入れて、美しくカラーコーディネートされた部屋を目指しましょう。
同系配色…同じ色の、明度や彩度の違う色を組み合わせる方法です。まとめやすいですが、面白みに欠ける面もあるので、柄物やテクスチャーの異なるものを選ぶと◎
類似配色…色相環のふたつ隣までの色でまとめる方法です。色同士がぶつかり合うことがない反面、メリハリの少ない印象になるので、色の分量に差をつけましょう。
反対配色…色相環のほぼ反対にある色でまとめる方法です。相手の色を引き立てるが、鮮やかな色同士だと落ち着かない空間になってしまいます。どちらかをアクセントに使いましょう。
同一トーン配色…同じトーンの色でまとめる方法です。色数を増やしてもまとまりやすいので失敗が少ないですが、おとなしい印象になりがちなので、柄物などを活用しても◎