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コラム
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2022.11.24 コラム

床の張替えリフォーム

長年住んでいると、床は古くなり傷がついたり、色があせたりしてきます。フローリングは使用頻度や日射などにより、劣化するのは自然なことです。フローリングリフォームのきっかけは、床の修繕やメンテナンスなどのリフォームが一般的ですが、最近ではそれ以外にも、畳やカーペットからフローリングに張り替えたり、バリアフリーや床暖房、防音対策など、機能性を高めるリフォームへの関心も高まっています。

《フローリング張り替え時期の目安は15~20年といわれています》
一般的に、家を建ててから15年ほどすると張り替え時期と言われています。お家の環境(温度、湿度など)にもよりますが、15年〜20年ほど経つと床の下地が傷んだりフローリング自体が変形したりするためです。
家を建ててから15年ほど経つと下記のような症状が現れてくることも多いようです。このような場合には張り替えを検討してみてもいいかもしれませんね。
<歩くと床がきしむ>
古いお家で、板張りの床を歩くと「ギシギシ」と音がなった経験はないでしょうか。それが「床のきしみ」と言われる症状です。フローリングの材質として使われている木材は、湿気によって伸縮・膨張する性質があります。そのため、部屋の湿度が原因で木材自体が変形してしまいます。床にぴっちりと張られているフローリング。その1枚1枚が変形してゆくと、つなぎ目にずれが生じます。ずれた木材が互いに擦れ合う時、ギシギシときしみ音が発生するわけです。
「梅雨の時期だけ」といった具合に、季節性のものならば湿度変化が原因の可能性が高いので問題ないかもしれません。しかし、慢性的にギシギシときしむようであれば、そのフローリングは完全に変形している可能性が高いです。そのような場合は部分的な補修だけではなく、フローリングの張り替えが必要になる場合もあります。また湿度変化による木材の変形だけではなく、床下がシロアリに食いつぶされてしまいギシギシと音がなっているケースもあります。
<床が沈む>
床がギシギシときしむだけではなく、歩くたびにグッと床が沈み込む住宅もあります。フローリングの一部分がブカブカと浮いているように感じたり、一箇所だけ歩くとグッと沈み込んだりします。これも先ほどのきしみと同様、湿気が原因となっているケースが多数あります。沈み込みが起きている場合はきしみよりも劣化が激しく、床材自体が地面から剥がれてしまっている可能性もあります。フローリング材とその下の下地材が剥がれてしまい、フローリング自体が剥がれてしまっている状態です。そうなってしまうと、床を部分的に補修するのは難しくなります。ブカブカしている床はどうしても全面的な張り替えが必要になります。

《その他のフローリングリフォーム》
★畳からフローリングへ
畳はカビやダニが気になるなどの理由から、古くなった畳をフローリングへリフォームされるご家庭も増えています。ライフスタイルの変化に伴い、畳だけでなく襖や壁なども合わせてリフォームして、お部屋自体を和室から洋室にリフォームするという本格的な和・洋室リフォームをするケースも多くなりました。和室には畳や襖、障子など、古くなると張り替えが必要になるものがあるため、メンテナンスがラクになるというメリットもあります。
★暖かな床暖房で快適な空間へ
リフォームの際に、床暖房を採用するご家庭も最近では増えてきました。床暖房は後からつけようすると、床からのやり直しになってしまうため、フローリングリフォームの際には後から後悔しないように、しっかりと検討しておくと良いですね。床暖房にすることで寒い冬でも春のような心地よい暖かさで、快適に過ごすことができます。床暖房を施工する場合、通常のフローリング材は熱に弱くヒビ割れや反りが起こりやすいのですが、床暖房専用のフローリング材を利用することで解決します。

床が変われば、お部屋の印象もかわります!
ぜひフローリングリフォームご検討ください。