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2019.08.02 コラム

エコキュートの寿命について

エコキュートは、地球環境に悪影響を及ぼす二酸化炭素を減らせます。しかも、エコキュートを使うことは省エネライフにもつながるため、一石二鳥なのですが、エコキュートを長く使えないと意味がないですよね。本日はエコキュートの寿命や買い替えのタイミング、故障のサインなどを簡単に紹介していきます。

1.エコキュートと電気温水器の違い
エコキュートの機能を知ると電気温水器と何が違うのか、迷う人が多くいます。実は、エコキュートも電気温水器も「給湯システム」という点では同じ。しかし、その仕組みは全く異なるのです。
エコキュートには「ヒートポンプユニット」が採用されています。これはエアコンなどにも使われていて「空気の熱を利用してお湯を沸かす仕組み」なのです。 簡単に説明すると、空気の熱を自然冷媒(二酸化炭素)が取り込んで、その空気を圧縮することで高い温度にします。次に高い温度になった空気の熱を「水熱交換器」で水に渡すことでお湯を沸かすという手順になるのです。つまり、外気温が高いほど、効率的にお湯を沸かすことができるのがエコキュートと言えます。
一方で、電気温水器はヒーターを熱することでお湯を沸かします。すべてに電力が使われるため、エコキュートよりも光熱費が高くなるのです。

2.エコキュートの寿命はどのくらい?
エコキュートの寿命は10~15年。平均値はこのくらいですが、メンテナンスや使い方によってはエコキュートをもっと長く使えることもあります。また、エコキュートを室外に設置している場合、思わぬ災害によって故障することもあります。また、エコキュートの使用環境によっては、野生の動物などによる被害で故障することもあるのです。普段からメンテナンスや点検を心がけることが、エコキュートの寿命を延ばすためには必要なのかもしれません。

エコキュートのよくある故障
・お湯が止まらない⇒エコキュートから出るお湯が止まらない場合、湯量を管理する「水位センサー」が故障していることが多いです。つまり、エコキュートが正確な湯量を確認できずに、いつまでもお湯を出し続けている状態と言えます。エコキュートの速やかな修理が必要となります。
・水漏れがある⇒パッキンや弁の交換で修理できる場合もあります。エコキュートのパッキンなどは摩耗故障の原因となるため、長くエコキュートを使っている場合には起こりやすい故障なのです。
・水しか出ない⇒温度を管理する電子部品が故障している場合がよくあります。初期不良という場合も多いですが、エコキュートの経年劣化や偶発故障という場合もあるのです。いずれの場合でも業者に修理してもらうしかありません。

寿命が近いときの故障
エコキュートに限らず、寿命が近くなってからの故障は買い替えのサインです。エコキュートを修理できても、すぐに寿命となるため、修理費用が勿体ないと言えます。 エコキュートの設置から10年以上が経過して故障した場合は、エコキュートを買い替えるサインと思っておきましょう。また、エコキュートにエラー表示がよく出るようになった場合も、エコキュートの寿命が近いサインという場合が多いです。注意しておきましょう。

絆ではパナソニック他、様々なメーカーのエコキュートを取り扱っております。買い替えをお考えの際はご相談下さい。

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