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2020.07.13 コラム

玄関に網戸を取り付けるリフォーム

玄関に網戸を取り付けるリフォームは、戸建てでもマンションでも人気があります。蒸し暑い時や室内の臭いが気になる時、玄関ドアを開けて風を取り込みたいと思うことは多いですよね。最近は、鍵付きの物や引き戸タイプなど、様々な商品が販売されていますのでその一部をご紹介します。

 
1.玄関に網戸を付けるメリット
一般的な住宅の間取りは、リビングや寝室などに大きな窓が設置されており、そこから外気を取り込みやすくする設計になっています。一方で、玄関の周辺には窓が少ないことが多く、ドアもほとんど閉め切っているため、居室から風が入ってきても抜けていく場所がありません。玄関に網戸を取り付けると、このような風の通り道が改善されます。窓から取り入れた風は自然に玄関へと流れていくようになるので、家全体の通風性が向上するわけです。通風と同時に期待できるのが、虫よけや目隠しへの対策です。例えば、玄関脇に植え込みや鉢植えなどがあって虫が発生しやすい家では、虫の侵入を防ぎながら通風も確保できるというメリットがあります。また、玄関が通りに面している家などは、目隠しできるデザインの網戸があれば、ドアを開けておいても家の中が丸見えになる心配がなくなります。さらに、網戸によって玄関の風通しが良くなると、玄関にこもった臭いも手軽に外へ追い出せるようになります。特に臭いの元になりやすいのは、脱いだ靴に吸着している汗や皮脂です。網戸を取り付けると臭いが気になった時にすぐ換気できるため、靴の消臭対策にも大いに役立ちます。
 
2.鍵付きの網戸の防犯性は?
快適に暮らせるいろいろなメリットがあるとはいえ、網戸を取り付けただけで玄関を開けっ放しにするのは、やはり防犯面で心配が残りますよね。このような場合は、鍵付きの網戸を選ぶと良いでしょう。内側と外側の両方に鍵が付いている物であれば、在宅中は室内から、外出時には外から鍵をかけることができます。特に外出する際は、玄関ドアと網戸の鍵を二重にかけることで防犯性が高まるため、網戸があるほうがより安心だとも言えます。さらに防犯性が高い物にしたい場合は、ルーバー(羽)タイプの鍵付き網戸がおすすめです。網戸とルーバーの板が二枚重ねになっている物で、ルーバーの角度を調整できる製品もあり、通風性を維持しながら目隠しができるという利点を持っています。ただし、鍵付きの網戸を選んだからといって、防犯が完璧になるわけではありません。あくまでも簡易的な鍵であると考えて、外出時や就寝時は必ず玄関ドアもしっかり施錠しましょう。
 
3.人気が高い玄関網戸の種類
・横引きロール(収納)網戸
開ける際に、左右どちらかにロール状に巻いて収納する形式の物です。本体の着脱が可能な物が多く、オフシーズンには簡単に取り外しができます。また、網戸の掃除や交換がしやすく、メンテナンス性に優れているいという良さがあります。一方で、急な強風には弱い、目隠し効果が少ないといったデメリットがありますが、風対策の補強が施されているタイプや、目隠しに適したカラーの網戸を選べる商品などもそろっています。
・アコーディオン(プリーツ)網戸
プリーツ状に加工された網戸を、片引きや両引きで開ける形式のタイプです。折り畳んでドア脇に収納できるほか、網戸だけを取り外して掃除したり、シーズンに合わせて本体を着脱したりすることも可能です。強風でたわむ可能性があるという難点がありますが、フックなどで補強されているタイプを選べば、風による破損の可能性が軽減されます。
・中折(折りたたみ)式網戸
網戸を引いた時、または押した時に、二つ折りになる形式の物です。ルーバータイプの網戸に多い形状で、丈夫さや防犯性の高さ、目隠し効果などに優れています。開閉時に網戸をしっかりと畳めるので、出入りの際もスペースを取らず、邪魔になりません。コンパクトで見た目もすっきりします。
 
 
いかがでしたか?風通しの良さを確保できれば、室内はより涼しくなり、換気もできるため、より快適な空間になるはずです。玄関に網戸を取り付けて、暑い夏を乗り越えましょう。