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2024.08.19 コラム

出窓の活用方法

家や部屋を美しく彩ってくれるのが出窓です。出窓はよい場所に造ることができれば、インテリア性と実用性に富んだ素晴らしいスペースになります。家を外からみたときには、家を重厚感のある上品な建物に見せてくれますし、室内から見たときには特別なインテリアスペースとして部屋を飾ってくれます。今回は、出窓を作ってみたいという人に向けて、出窓の具体的な活用方法について紹介します。

《机の代わりとして活用する》
出窓の活用方法としては、台を机として使う方法があります。出窓によっては、奥行きの部分がカウンターのようになっているものがあり、椅子を置くだけでデスク代わりに使うことが可能です。好きな本を読む読書机にしたり、子どもの勉強スペースにしたりと、自由な発想で使うことができます。リビングやキッチンに、パソコン作業やアイロン掛けをするワークスペースが設けられないときも、出窓が使えると便利です。

《棚を置いて物置き場として活用する》
出窓のスペースは、小さいながらもそれなりの物を置けるだけの余裕があるので、工夫次第で素敵な空間が作れます。出窓の奥行きは意外と広く、平らな台状になっているので、いろいろなものを置くことが可能です。たとえば、家族の写真を素敵なフォトスタンドに入れて飾ったり、旅の思い出の品を飾るスペースにするのもよいでしょう。

《観葉植物を育てるスペースとして活用する》
部屋の中で植物を育てるのが好きだという人はたくさんいます。ただし、室内で育てる場合に問題になるのが日当りです。窓辺に置いてもすぐに日が回ってしまったり、隣家との距離が近くて、あまり日当りが確保できなかったりすると、植物をうまく育てることができません。この点、活用できるのが出窓です。出窓は壁から張り出しているぶん日当たりを確保しやすいので、植物がとてもよく育ちます。隣家との距離があまりない場合でも、わずかな隙間の光を取り込むことができるので、明るさを保つことができます。日当りのよいところで育てなければならない植物は多いので、出窓は絶好のスペースです。

出窓は場所を取るイメージもありますが、いろいろな形状があるので、意外と小さなスペースでも設置することが可能です。出窓の使い道はとても広く、住む人の工夫でいろいろと素敵な使い方ができるのも魅力です。
家を新しく建てるときやリフォームの際には、部屋に出窓を取り付けることを検討してみてはいかがでしょうか。