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コラム
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2022.04.16 コラム

防水リフォーム

ベランダやバルコニーの塗装が経年によって剥がれてくると、防水下地にも影響が及び雨漏りなどの恐れが出てきます。防水効果を維持するためにも防水補修工事が必要です。防水リフォームで一般的なのは、「FRP防水工法」と「ウレタン防水塗装」の2種類です。

《FRP防水工法》・・・強度重視
FRP防水工法は床面に水を入れないよう、防水用ガラス樹脂及び防水用ガラスマットにトップコートを塗布し防水層を作る方法です。仕上がった後の硬度があり、耐久性が高いのが特徴です。現在の新規住宅のベランダはほとんどがこのFRP防水です。
★メリット
高い防水性、耐熱性、耐久性を備えています。
硬化速度が速いので、工事は1~2日で終了する場合が多くなっています。
★デメリット
伸縮性が無いので、紫外線が長期間当たったり、地震などで建物が揺れるとヒビが入ってしまいます。
定期的に表面を塗り替える必要があります。

《ウレタン防水塗装》・・・価格重視
ウレタン防水塗装はウレタン樹脂系塗料を塗る方法で、ひび割れを長期間防ぎ、長持ちするのがメリットです。また狭く施工が難しい箇所や複雑な形の部分にも容易に施工できる点もメリットです。あらゆる場所を塗装することができます。
★メリット
現場で仕上げる工法のため、複雑な形状のベランダを含め、すべての場所に適しています。
作業工程が簡単で、短時間で終わらせることもできます。
★デメリット
人の手で塗るために完全に均一になりにくく、経年による劣化と亀裂に弱いため、約5年ごとに表面を塗り替える必要があります。

ベランダやバルコニーの防水加工が劣化すると、雨水が下地に侵入して雨漏りを起こして、家の内部へと腐食して家全体の寿命を縮めてしまうことになりかねません。ご自宅のベランダやバルコニーは大丈夫ですか?