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2020.07.16 コラム

猫足バスタブや置き型浴槽で個性的なバスルームに!【part2】

人気の猫脚バスタブやデザイン性の高い洋風の置き型浴槽を使って、こだわりのバスルームを作りたい方のための記事です。導入費用や使い勝手、掃除やメンテナンスの方法などもご案内しています。

 
1.据え置き型バスタブの価格と施工費用
置き型バスタブの浴室は高くなりやすいとよく言われますが、実はコストカットの目的で置き型バスタブを採用される方も少なくありません。実際、アクリル製の安価なものであれば6万円程度で販売されており、日本の有名メーカーでは20万円程度の置き型バスも展開があります。こうした製品を使うことでユニットバスよりも安く抑えることもできるほか、スリーインワンスタイルや洗面とのスペース共有でさらにコストを抑えることもできます。ただここで気を付けたいのがコストばかり気にして断熱や換気設備に予算を十分割かないと、寒くてカビも生えやすい、決して快適と言えないバスルームになってしまいます。コストとメンテナンス、快適性のバランスはユニットバスの方が優れている場合もあるので、予算も含めて業者の方とよく話し合ってみることをおすすめします。一方で高級感のあるバスルームにしたいなら、デザインはもとより人造大理石など素材にこだわればバスタブだけでも80万円程度かかってきてしまいます。バスタブに見合うよう床壁材もこだわるでしょうし、こうした高級浴槽を取り入れる場合はシャワールームを別に設けるのが通常なので、浴室全体で250万円程度と大きく予算が上がることになります。
 
2.床置きバスタブが生きる、こだわりコーディネート
・タイル貼りの浴室の王道は白一色
バスルームの壁・床に使われることが多いタイルは種類も豊富で、雰囲気を自在に操ることができます。白色の浴槽が多いので、合わせるタイルも白一色にして清潔感を出すコーディネートはよく見ますが、白一色といっても金色の水栓などを使うことでより繊細なイメージ、マットな黒・灰色の水栓や金具を使うことでシックで都会的なイメージ、木製のキャビネットなどを合わせて北欧風などディデールにこだわるとより印象的な空間に仕上がります。また白をベースに壁のみもしくは床のみなどポイントでインパクトの強いデザインタイルをあしらうコーディネートもよく見ます。
・観葉植物でバスタイムをもっと上質に
大きな窓で採光でき、冬でも10℃以上が保てる程度に断熱がきちんとされている環境であれば、湿気が高くなりやすい場所であることを逆手にとって、観葉植物を置いてみるのもいいかもしれません。バスルームは汗を流すだけでなく、本を読んだりマッサージして身体をほぐしながら豊かな時間を過ごせる場所にしたいと考えているなら、バスタブの横に置いた植物があなたのゆったりした時間に寄り添ってくれそうです。床にスペースが無い時などは天井から吊るす方法もあります。土のいらないエアープランツは霧吹きで吹きかけるようにして水やりをしますが、もともと蒸気でいっぱいの浴室なら水やりの手間が省けて手軽に育てられそうです。
・シャワーカーテンの映えるバスルームはフローリングとラグでリビングの延長のように
先ほどもご案内しましたが、浴槽からの排水を廃水管に直接つなぎ、バスタブ内で身体を洗うスタイルの入浴をする場合は床にフローリングを使うこともできます。素材の良い大判のマットやデザイン性の高いラグなどと組み合わせた雰囲気づくりを楽しむのもよさそうです。必須となるシャワーカーテンですが、面白いデザインのものが非常にたくさんあり、好きなシャワーカーテンをメインに据えてフロアマットなどを選ぶとまとまりが出ます。ファブリックとフローリングでつくるバスルームは、浴室というよりもリビングや寝室などの延長のような落ち着いた印象を持ちます。日本ではあまり多くありませんが、一人暮らしや夫婦2人だけのような家族構成であれば、浴室もふくめてワンルームなんていう大胆なプランも面白いかもしれません。