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2020.01.23 コラム

キッチンメーカー徹底比較!【クリナップ編】

システムキッチンは様々なメーカーから豊富な商品が販売されているので、リフォームや新築を建てる際に、どのメーカーのシステムキッチンがいいのか迷ってしまう方は多いのではないでしょうか。過去の記事でもいくつかのシステムキッチンをご紹介してきましたが、今回は各メーカーを比較しやすいように、商品ごとではなく、メーカーごとに特徴をご紹介します。リクシル・パナソニック・タカラ・クリナップ・トクラス・TOTO・ウッドワン・サンワ・ハウステック・ノーリツ・トーヨーキッチンのうち、この記事ではクリナップのシステムキッチンについて特徴を解説していきます。ぜひキッチンを選ぶ際の参考にしてみてください。

 

1.主な特徴
日本で初めてシステムキッチンを開発したのが、実はクリナップ社。ヨーロッパで主流だったオーダーメイドのキッチンから着想を得て、1973年より国内市場へシステムキッチンを販売した歴史を持ちます。多くの商品に高品質のステンレスが採用されていることも大きな特徴の一つです。主力商品は「セントロ」、「ステディア」、「ラクエラ」の3種類です。価格帯はセントロが約120万円~、ステディアが約80万円~、ラクエラが約50万円~となっています。

 

2.機能と設備
・ステンレスキャビネット
クリナップはステンレスにこだわりを持っており、水や熱に強く、優れた強度を持つステンレスを、ワークトップ・シンク・キッチンの骨組みそのものであるキャビネットに採用しています。キャビネットにまで採用することで、カビ・錆び・臭いを寄せ付けず、お手入れがしやすくなり、清潔でキレイな状態を保ちやすくしています。ステンレスのシステムキッチンが欲しいという方には最もおすすめのキッチンメーカーと言えるでしょう。セントロとステディアに対応しています。
・ステンレスワークトップ
ワークトップ(天板)のほぼ全面に「美コート」(特殊なコーティングで汚れを浮かし、サッと水拭きするだけでキレイになります。)を施し、よく使う調理スペースには、さらにキズのつきにくい「特殊エンボス加工」(食器等とワークトップが接する面が減少する凹凸のような加工がしてあり、こすれキズがつきにくく、目立ちにくくなっています。)が施されています。汚れが落ちやすく、キズへの強さが格段にアップしたワークトップと言えるでしょう。美コートはセントロ、特殊エンボス加工はセントロとステディアに対応しています。
・ステンレスシンク
汚れやすい排水口とシンクは、継ぎ目のない一枚のステンレスによる一体成型となっています。継ぎ目がないのでお手入れもラクラクです。排水口のプレートや網カゴまでステンレスでできており、汚れにくくなっています。また、セントロはシンク全体はもちろん、排水口部分まで美コートが施してあります。さらに、シンクの裏の底面・側面は、作業音を抑える制振構造で、サイレント性能にも優れています。
・ハイブリッドコンロ デュアルシェフ

ガスコンロとIHクッキングヒーターの両方が使えるコンロです。炒め物など高火力で手早く火を通したい料理にはガスコンロを、長時間弱火でじっくり加熱する煮込み料理や、完成した料理を保温したい時にはIHを、というようにつくる料理に合わせて適した熱源を選べます。セントロとステディアに対応しています。
・洗エールレンジフード
ボタン1つでフィルターとファンの油汚れをまるごと自動洗浄してくれます。メーカー試験では、レンジフード内の汚れの約8割を自動で洗浄できると実証されています。さらに外気をキレイにして取り入れる給気清浄機能が追加されました。セントロ・ステディア・ラクエラに対応しています。